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== 物質の状態って何? ==
物質の状態は、大きく分けると、<font color=#ff0000>'''固体'''(こたい)</font>、<font color=#ff0000>'''液体'''(えきたい)</font>、<font color=#ff0000>'''気体'''(きたい)</font>、<font color=#ff0000>'''プラズマ'''</font>の
* 固体とは、鉄などのように、しょうげきや熱を加えても形が変わりづらいもののことです。人間の目で見たり、さわったりすることもできます。
* 液体とは、水などのように、しょうげきを加えるとすぐに形が変わってしまいますが、熱を加えてもあまり形が変わらないもののことです。人間の目で見たり、さわったりすることもできますが、さわるとすぐに形がかわってしまいます。
* 気体とは、空気などのように、しょうげきや熱を加えるとすぐに形が変わってしまうもののことです。人間の目では見ることもさわることもできないものが多いですが、においがすることもあるので、そこにあることを感じることはできます。
===しょうげきや温度で状態は変化します===
* <font color=#ff0000>'''水'''</font>はふだんは液体の状態ですが、0度まで温度を下げると<font color=#ff0000>'''氷'''</font>という固体になりますし、逆に100度まで温度を上げると<font color=#ff0000>'''水蒸気'''</font>(湯気)という気体にもなります。▼
上に書いた、鉄、水、空気のたとえは、あくまで常温(ふだんわたしたちが生活しているときの温度)の場合で、あまりに強いしょうげきが加わったり、あまりに温度が変わりすぎると、同じものでも別の状態に変化してしまうことがあります。これを<font color=#ff0000>'''相転移'''(そうてんい)</font>と言います。相転移には下のような種類があります。
* <font color=#ff0000>'''とても高い温度まで熱せられた鉄がドロドロのオレンジ色の液体になった'''</font>という場面をテレビなどで見たことはありませんか?これも温度の変化したことで状態も変わってしまった例の1つです。▼
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▲* 固体から気体へ変化することを<font color=#ff0000>'''昇華'''(しょうか)</font>と言います。
▲* 液体から固体へ変化することを<font color=#ff0000>'''凝固'''(ぎょうこ)</font>と言います。
* 液体から気体へ変化することを<font color=#ff0000>'''蒸発'''(じょうはつ)</font>と言います。
* 気体から固体へ変化することを<font color=#ff0000>'''
* 気体から液体へ変化することを<font color=#ff0000>'''
最初の鉄、水、空気でたとえると、
▲* <font color=#ff0000>'''とても
▲* <font color=#ff0000>'''水'''</font>は
* 空気は<font color=#ff0000>'''ちっ素'''</font>、<font color=#ff0000>'''酸素'''</font>、<font color=#ff0000>'''二酸化炭素'''</font>などが集まってできていますが、ちっ素や酸素をマイナス200度くらいまで冷やすと<font color=#ff0000>'''ぎょう結して液体になり'''</font>、二酸化炭素はマイナス80度くらいまで冷やすと<font color=#ff0000>'''ぎょう縮してドライアイスという固体になります'''</font>。
* 反対に、<font color=#ff0000>'''ドライアイスを水に入れたりして温度を上げると急激に気体になろうとします(出てくる白い煙がそうです)'''</font>。これが<font color=#ff0000>'''二酸化炭素のしょうか'''</font>です。
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