「Wikijunior:物質/物質とは?」の版間の差分

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LION84 (トーク | 投稿記録)
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* プラズマについては、少しむずかしいのでここでは説明しませんが、最近色々なところで聞くことも多い<font color=#ff0000>'''イオン'''</font>という言葉がとても深く関わっています。
=== 圧力や温度で状態は変化します ===
上に書いた、鉄、水、空気のたとえは、あくまで常温(ふだんわたしたちが生活しているときの温度)の場合で、あまりに強い圧力(あつりょく)が加わったり、あまりに温度が変わりすぎると、同じ物質でも状態が別のものに変化することがあります。これを<font color=#ff0000>'''相転移'''(そうてんい)</font>と言います。相転移には下のような種類があります。
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しょうか(昇華)、蒸発(じょうはつ)のように漢字と読みの順番が反対になっているのは誤植ではありません。なるべく小学校6年生までに習わない漢字を太字部分では使用しないように心がけたため、このような表記となりました。()内の漢字や読みは子どもたちにとっては、あくまで参考程度となるように考えています。
24 行
* わたしたちがふだん吸っている空気は、<font color=#ff0000>'''ちっ素'''(窒素、ちっそ)</font>、<font color=#ff0000>'''酸素'''(さんそ)</font>、<font color=#ff0000>'''二酸化炭素'''(にさんかたんそ)</font>などが集まってできていますが、ちっ素や酸素をマイナス200度くらいまで冷やすとぎょう結して液体になり、二酸化炭素はマイナス80度くらいまで冷やすとぎょう縮してドライアイスという固体になります。
* 反対に、ドライアイスを水に入れたりして温度を上げると急激に気体になろうとします(出てくる白い煙がそうです)。これが二酸化炭素のしょうかです。
もちろん、ここで書かなかった物質にもこのルールは当てはまります。物質によって必要な圧力や温度は色々ちがいますが、ほぼ全ての物質が、圧力や熱をえることで別の状態へと変化します。