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LION84 (トーク | 投稿記録)
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* 気体から液体へ変化することを<font color=#ff0000>'''ぎょう縮'''(凝縮、ぎょうしゅく)</font>と言います。
最初の鉄、水、空気でたとえると、
[[File:Foundry ladle pour.jpg|thumb|right|200px|鉄などの金属をとても高い温度まで熱すると、液体に変化します。]]
* とても熱い温度に熱せられた鉄がオレンジ色のどろどろした液体になった場面をテレビなどで見たことはありませんか?これを鉄がゆう解したと言います。
* 水は0度まで冷やすと氷になりますし、100度まで熱すると水蒸気になります。これを、水がぎょう固した、水が蒸発したとそれぞれ言います。
* わたしたちがふだん吸っている空気は、<font color=#ff0000>'''ちっ素'''(窒素、ちっそ)</font>、<font color=#ff0000>'''酸素'''(さんそ)</font>、<font color=#ff0000>'''二酸化炭素'''(にさんかたんそ)</font>などが集まってできていますが、ちっ素や酸素をマイナス200度くらいまで冷やすとぎょう結して液体になり、二酸化炭素はマイナス80度くらいまで冷やすとぎょう縮してドライアイスという固体になります。
* 反対に、ドライアイスを水に入れたりして温度を上げると急激に気体になろうとします(出てくる白いけむりがそうです)。これが二酸化炭素のしょうかです。
 
 
;<table><tr bgcolor=#ddddff><td><font color=#ff0000>'''【注意】'''</font><br/>
;実験をするときは熱いお湯や、低温のドライアイスでやけどをしないように注意してください。<br />
;また、二酸化炭素はたくさん吸うと人間の体に悪いえいきょうを与えて、ひどいときには意識をうしなったり、死んでしまうこともある、危険な物質のひとつです。たくさんの量のドライアイスを使って実験をするときは、特に注意してください。
;</td></tr></table>
 
 
もちろん、ここで書かなかった物質にもこのルールは当てはまります。物質によって必要な圧力や温度は色々ちがいますが、ほぼ全ての物質が、圧力や熱を変えることで別の状態へと変化します。