「初等幾何学/図形の基本」の版間の差分
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まず、
==点==
点とは、位置の概念のみを持つ対象である。点は英語でpointと言い、この単語にはまた、「指し示す」という意味もある。このことから分かるように、点とは位置を表すだけの物である。したがって、部分や大きさ、面積などは持たない。
▲点に名前を付ける時は、アルファベットの大文字を使って、点A、点B、点C…と表す。pointの頭文字Pから始めて、点P、点Q、点R…と名前を付けることも多い。
▲点を紙や画面に書く時、普通小さな黒丸を使うが、これは本来「大きさがない」物を見やすくするためである。
==線==
1つの点が平面上、もしくは空間内で動き回っていると考えよう。ただし、この点は途中で消えたり、増えたり、離れた所に飛んだりしないとする。この点が、ある時間内または無限の時間の中で動いた跡が線である。したがって線には、端がないもの、両端があるもの、片方だけ端があるものがある。
線は直線、半直線、線分、曲線などに分けられる。なお、途中に尖った所がある、つまり折れている線を、「曲線」に入れる場合と入れない場合があるので注意。
==直線==
直線とは端のないまっすぐな線である。
直線に名前を付ける時は、アルファベットの小文字を使って、直線aなどと表すが、ほとんどの場合、lineの頭文字lから始めて、直線l、直線m、直線n…と名前を付けていく。
==半直線==
==線分==
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