「古典文学/古典文法/動詞/四段活用」の版間の差分

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新しいページ: ''''四段活用'''は、ア・イ・ウ・エの四段に活用するものである。多種。 ==活用== 例・・・書く 語幹  か 未然形 か 連用形 ...'
 
梯倫 (トーク | 投稿記録)
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'''四段活用'''は、ア・イ・ウ・エの四段に活用するものである。「歩く」「書く」「笑ふ」など、基本的な動作の言葉がく属し、類も多い
==活用==
例・・・書く
16 行
 
命令形 け
==音便==
「て」「たり」が接続するときには音便がおきる場合がある。いずれも活用形は連用形のときである。
*イ音便
:カ・ガ・サ行四段活用動詞は活用語尾が「い」となる。
:例:「書きて」→「書いて」
*ウ音便
:ハ・バ・マ行四段活用動詞は活用語尾が「う」となる。
:例:「言ひて」→「言うて」
*撥音便
:バ・マ行四段活用動詞は活用語尾が「ん」となる。
:例:「読みて」→「読んで」
*促音便
:ハ・タ・ラ行四段活用動詞は活用語尾を「つ」とし、「っ」で読む。
:例:「立ちて」→「立つて」(読みは「たって」)
==現代語との関わり==
現代語の五段活用にほぼ相当する。江戸時代ごろから意志・推量の「むmu」のmが消えて「うu」だけとなったが、このときに歴史的仮名遣いのルールにより、「書かう」と書いて「書こう」と読んだことから現代の五段活用となった。四段活用動詞は意味の変化も少ない。