「簿記/総論/基礎概念」の版間の差分

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資産は、それが従来採り来たった形態を捨てて、他の新形態に転化するに要する時間の長短によって、固定資産と流動資産とに分けられる。
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Euromoenterogsedler.jpg|貨幣
Wolfsburg VW-Werk.jpg|建物
Bonsack machine.png|機械
WomanFactory1940s.jpg|労働力
2011 Nissan Leaf WAS 2011 1040.JPG|商品
Euromoenterogsedler.jpg|貨幣
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このように財産は、資本が一時的に採るところの存在形態である。そしてかかる存在形態の中に含まれている価値、即ちそれらの貨幣価値額の合計を資本 Capital, Kapital という。かくて資本は自らの形態なく、なんらかの財貨に体現していなければならぬ。ただし、その体現形態が何であるかは問わない。それゆえ、資本はその形態よりもむしろ発生原因を基礎として区別せられる。即ち循環過程の外部で成立して、新たに循環過程に入り来たったものか(流入資本・増資)またはその内部で循環過程中に成立したものか(損失・利益)の区別がこれである。