「簿記/複式簿記の組織/複式簿記の基礎」の版間の差分

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=== 貸借平均の理 ===
このように、取引が貸借双方ともに一勘定から成立している場合(1, 2, 6, 8)はもちろん、貸借いずれか一方(3, 4, 7)または双方(5)が二勘定からなる場合でも、貸借双方の各合計金額は相等しい。それゆえ、全勘定口座について観察すれば、いかに多数の取引が記入せられても、貸借双方の合計金額は必ず相平均する(合致する)道理であって、これを貸借平均の理という。この原理によって、複式簿記では記帳計算の正しい限り、全勘定口座の借方側金額の和と貸方側金額の和とは平均し(合致し)、もしこの平均にして破れんか、記帳計算のどこかに誤記脱漏の存することが立証せられる。このように、自らその記帳計算の成否を検証し得る手段を有することを、複式簿記の自己管理といい、この自検作用こそ複式簿記の一特徴をなすのである。
 
=== 復習問題 ===
# 下記諸取引はいかなる記帳要素から成り立つか。
## 現金¥2,000.<span style="text-decoration: underline; ">00</span>ヲ元入レス。
## 店用器具一式¥700.<span style="text-decoration: underline; ">00</span>ヲ現金ニテ買入ル。
## 商品¥1,000.<span style="text-decoration: underline; ">00</span>ヲ買入レ代金ハ掛借トス。
## 上記商品全部ヲ¥1,200.<span style="text-decoration: underline; ">00</span>ニテ売渡シ、代金ハ掛貸トス。
## 銀行ヨリ¥1,000.<span style="text-decoration: underline; ">00</span>ヲ借入レ、此利息¥10.<span style="text-decoration: underline; ">00</span>ヲ差引カレ、手取金ヲ現金ニテ受取ル。
## 買掛金¥1,000.<span style="text-decoration: underline; ">00</span>ヲ現金ニテ支払フ。
## 商品¥3,000.<span style="text-decoration: underline; ">00</span>ヲ買入レ、代金ノ内¥1,000.<span style="text-decoration: underline; ">00</span>ハ現金ニテ支払ヒ、残額ハ掛トス。
## 売掛金¥1,200.<span style="text-decoration: underline; ">00</span>ヲ現金ニテ支払フ。
## 営業諸入費¥60.<span style="text-decoration: underline; ">00</span>ヲ現金ニテ支払フ。
## 銀行ヘ借入金¥1,000.<span style="text-decoration: underline; ">00</span>ヲ現金ニテ支払フ。
# 問題1の諸取引を仕訳し、略式の勘定口座を設けて転記せよ。
 
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