「日本語/構文」の版間の差分

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「構文」を「単文の分類」にして整理
「修飾部」を追加
81 行
; 有題文:文節+係助詞/副助詞
:; 文法書は机の上にある
 
===修飾部:補充成分===
修飾部のうち、述部が必要とし、それがないと不足だと感じられるような(質問を引き起こすような)ものを補充成分といいます。
:;さっきね、ヨシカミに行って食べたの ー 何を食べたの
補充成分には名詞句と従属句があります。名詞句は格助詞を伴います。従属句は引用の「と」「って」を伴う場合や係助詞「か」を伴う場合と、形式名詞「こと」や準体助詞「の」を伴って名詞句相当になる場合があります。
;名詞句
:;乗客が車掌に電車の到着時間を訪ねた
;従属句
:;乗客が車掌に電車がいつ着くのかと尋ねた
:;乗客が車掌に電車がいつ着くのか尋ねた
:;乗客たちには電車がいつ着くのかがわからなかった
格助詞「が」「に」(連体修飾成分の中で「の」も)を伴う主部は卓立した特性を持つ補充成分の一つと考えられます。
 
===修飾部:修飾成分===
修飾部のうち、文による状況の説明をより詳しくするために付け加えられる、必須ではない成分を修飾成分(付加部)といいます。
;様態の修飾(ドノ樣二)
:;おじいちゃんがゆっくり歩いている
;程度の修飾(ドノ位)
;;あさりがどっさりとれた
;状況設定
:;昨日、悲別で
修飾成分には、連用修飾であるにも関わらず補充成分の修飾を行うものがあります。
:;自動車が一千万台生産された(数量詞)
:;同級生たちがシラフで大騒ぎしている(描写の二次述語)
:;パンがこんがり焼き上がった(結果の二次述語)
 
===日本語の語順は自由なのか===
 
 
===省略は自由なのか:重文と省略===