「日本語/構文」の版間の差分

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「修飾部」を追加
「補助の関係の動詞」を追加
106 行
:;同級生たちがシラフで大騒ぎしている(描写の二次述語)
:;パンがこんがり焼き上がった(結果の二次述語)
 
===補助の関係にある動詞===
補助の関係にある動詞は、主部の中心となる動詞の意味を様々な形で補います。このような動詞を補助動詞といいます。
:;雨が降っていた(継続)←雨が降った(完了)
:;妻が私にたこ焼きを買ってきた←妻がたこ焼きを買った
:;息子が夕飯の準備を手伝ってくれた(やりもらい)←息子が夕飯の準備を手伝った
補助動詞とそれが補助する動詞はそれぞれ独立の文節で係助詞や副助詞を伴うこともできますが、意味的にはひとつの成分であるため、読点を打ったり、ポーズを入れて読んだりすることはできません。
:;息子が夕飯の準備を手伝ってもくれた
:;×息子が夕飯の準備を手伝って、くれた
補助・被補助の関係にある動詞に似ているものの、結びつきが強く一つの語(複合語)になったものを複合動詞といいます。複合動詞は文節を分けるように「ね」を入れることはできません。
:;さっき仕事をはじめ(×ね)かけた
 
===日本語の語順は自由なのか===