「日本語/構文」の版間の差分

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「連文節」の追加
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==文の成分==
はあるはたらき担う構成する文節・連文節から成り立には、文の中である一定の働きを担っているものがあります。そのような文節または連文節を成分ます例えば
 
;;あっ、うちの子が道路で遊んでいる!
例えば
という文は次の四つの成分からできている。
;:;あっ、うちの子が道路で遊んでいる!
という文は次の四つの成分からできています
;;独立部(あっ)・主部(うちの子が)・修飾部(道路で)・述部(遊んでいる)
 
このうち述部は文の中核をなす成分ということができる(単文・複文・重文を参照)。述部が用言である場合には連用修飾の成分を受け、体言である場合には連体修飾の成分を受け、これらは決して紛れない。また日本語では連体修飾の成分は必ず連体格の助詞「の」を伴い、外形上も連用修飾の成分とは区別される。
このうち、述部は文の中核をなす成分ということができます(単文・複文・重文を参照)。述部の(連)文節は修飾部(特に補充成分)による修飾を受けてさらに大きな、述部的連文節を作ります。複文や重文に見られる文に似た成分はこの述部的な連文節です。
主部は、係助詞「は」を伴う主題と呼ばれる成分か、多くの場合格助詞「が」、または一部格助詞「に」を伴う格成分かを指す。他の述部の修飾成分と比べた場合、主部は構文上の際立った特徴を示す。
 
これらに加え、学校では「接続部」という成分を教えている。
述部が用言である場合には連用修飾の成分を受け、体言である場合には連体修飾の成分を受け、これらは決して紛れません。名詞は体言ですが述語的な成分を伴うと用言として振る舞いますので、「名詞+述語的要素」の全体を修飾する成分は連用修飾成分です。連体修飾の成分は必ず連体格の助詞「の」を伴い、外形上も連用修飾の成分とは区別されますので、述部の名詞だけを修飾する場合は連体修飾です。この区別は次のような漢語サ変動詞で確認されます。
:;深く古文を勉強する(「深く」「古文」=連用修飾)
:;古文の深い勉強をする(「古文」「深い」=連体修飾)
 
主部は、係助詞「は」や副助詞を伴う主題と呼ばれる成分か、多くの場合格助詞「が」、または一部格助詞「に」を伴う格成分かを指します。他の述部の修飾成分と比べた場合、主部は構文上の際立った特徴を示します。
 
これらに加え、学校の国文法では「接続部」という成分を教えています
 
 
==単文・複文・重文==
文は述部をいくつ、そして複数の場合には相互にどのような関係にあるかによって三つに分類される(学校文法では「主部と述部」と教えている)。