「日本語/構文」の版間の差分
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111 行
:; 文法書は机の上にある
==修飾
修飾部のうち、述部が必要とし、それがないと不足だと感じられるような(質問を引き起こすような)ものを補充成分といいます。
:;さっきね、ヨシカミに行って食べたの ー 何を食べたの
123 行
格助詞「が」「に」(連体修飾成分の中で「の」も)を伴う主部は卓立した特性を持つ補充成分の一つと考えられます。
==修飾
修飾部のうち、文による状況の説明をより詳しくするために付け加えられる、必須ではない成分を修飾成分(付加部)といいます。
;様態の修飾(ドノ樣二)
136 行
:;パンがこんがり焼き上がった(結果の二次述語)
==補助の関係
補助の関係にある動詞は、主部の中心となる動詞の意味を様々な形で補います。このような動詞を補助動詞といいます。
:;雨が降っていた(継続)←雨が降った(完了)
146 行
補助・被補助の関係にある動詞に似ているものの、結びつきが強く一つの語(複合語)になったものを複合動詞といいます。複合動詞は文節を分けるように「ね」を入れることはできません。
:;さっき仕事をはじめ(×ね)かけた
==並立の関係==
==日本語の語順は自由なのか==
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==参考文献==
会田・中野・中村『改訂新版学校で教えてきている現代日本語の文法』右文書院.
北原保雄『日本語の世界6 日本語の文法』中央公論社.
時枝誠記『國語学原論』岩波書店.
橋本進吉『國語法研究』岩波書店.
橋本進吉『國文法體系論』岩波書店.
文英堂編集部(編)『これでわかる国文法』文英堂.
南不二男『現代日本語の構造』大修館書店.
南不二男『現代日本語文法の輪郭』大修館書店.
Sano, Masaki.1989. A Condition on LF Representation, Tsukuba English Studies 8.
Koizumi, Masatoshi. 1998. Phrase Structure in Minimalist Syntax. Hituzi Shobo.▼
▲Koizumi, Masatoshi. 1998. Phrase Structure in Minimalist Syntax. Hituzi Shobo.
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