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Pazur (トーク | 投稿記録)
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=== 連絡と切断 ===
碁を打ち進めていくと「石数の多い石の集団」と「石数の少ない石の集団」が出来てくる。一般に石数の多い集団は取られづらく、石数の少ない集団は取られる危険性が高くなる。取られてしまう心配にまで及ぶのは戦略的な幅を狭めてしまうので避けるべき事態である。そこで、石数の少ない集団は、他の集団とつながる(縦•横のみ、斜めは除く)ことによってより大きな集団とするべきである。これを'''連絡'''と呼び確実に局面を優位にする方策である。
 
逆に一見連絡しているように見える石でも、これを断ち切っていけば、相手の石を「石数の少ない集団」にすることが出来る場面があるかもしれない。これを'''切断'''と呼び、囲碁ではよく使われる攻めの手法の1つである。場合によっては、切断が成功すれば、相手は弱い石を2つ持つことになり、その両方に手数をかけなければならず、どちらか一方が死んでしまう公算が非常に高くなる。