「センター試験 地理B対策」の版間の差分

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== 対策 ==
センター試験地理Bの対策学習を始める場合、まず必要なものは地図帳、統計集である。毎日の学習では普段からこれらを手元に置いておき、不明な点はすぐに確認する。地図帳は高校で使っているもので構わないが最新のものを使うようにする。地図で位置を確認したり、書き込んだりし、普段から地図を見慣れておくとよい。統計集は必ず最新のものを使い、学習をすすめる中で逐一統計を確認する。特に参考書では古い統計がそのまま掲載されている場合があるのでそのような場合は統計集で必ず最新の統計を確認するようにする。またわからない用語や事項は用語集などがあると便利な場合があるが、これは必要に応じて利用するとよい。このように普段から不明な点はこまめに確認する癖をつけておき、地理的思考・センスを養い、地理の基礎知識を定着させるようにする。また図表やグラフの読み取りが多いのでこれらの問題形式も学習を進める中で慣れていく必要がある。地理的思考が必要な一例として、石油産出国上位の国にロシアが入っていることである。原油というと一般的に中東のイメージがあるが、ロシアも有力な産出国の1つである。そういった一般的なイメージから想像しにくい「例外」をしっかり押さえ、「常識」をもう一度客観視する。それが「これは例外、試験に出される」と判断できる地理的思考能力、洞察力を養うトレーニングである。また、ボリビアのスズ、ボツワナのダイヤモンドなど、一般的に耳にしない国が上位にランクインしている場合もしっかり把握する必要がある。センター試験にかかわらず、地理はそういった「例外」が出題される。(英語の動名詞しか目的語にとれない「メガフェプス」に通ずるものがある。)
 
学習を進めるにあたっては、まずはじめにセンター試験の過去問を数年分解き、現時点で自分がどの程度の実力があるのか知ると学習計画を立てやすい。