「古典文学/いろは歌」の版間の差分

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いろは歌
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2005年6月11日 (土) 11:25時点における版

いろはにほへと ちりぬるを
色は匂へど 散りぬるを
桜の花の色は美しく照り映えるけれど、すぐに散ってしまう。
わかよたれそ つねならむ
我が世誰ぞ 常ならむ
(それと同様に)我々人間の世も、だれがいつも変わらずにいようか。(いや、いつも移り変わり無常だ。)
うゐのおくやま けふこえて
有為の奥山 今日越えて
無常の世のような奥山を今日超えて行くような人生で、
あさきゆめみし ゑひもせす
浅き夢見じ 酔ひもせず
浅い夢を見るように眼前の事象に惑わされず、世の出来事に酔いしれないようにしよう。