「TeX/LaTeX入門」の版間の差分

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== TeX/LaTeX環境の導入 ==
=== UNIX ===
[[w:TeX Live]][http://www.tug.org/texlive/ TeX Live]などのTeXディストリビューション、またはこれを元にした公式パッケージ(FreeBSDであればports、Fedora Coreであればyum、Debian や Ubuntu であれば .deb など)を導入することで容易に利用可能となる。
 
=== Windows ===
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*: このコマンドを記述することで、上のコマンドで定義した表紙の要素を印刷します。つまりこのコマンドよりも前に、上のコマンドを記述する必要があります。
 
\titleと\author、そして\dateコマンドは引数を取るコマンドです。引数は例の通り、''{''と''}''の中括弧で囲みます。例では本文の開始と同じページに表紙を印刷しましたが、1ページ使って表紙を印刷したい場合はクラスファイルオプションにtitlepageを指定します。つまり、\documentclass[titlepage]{jarticle}と書けばそれだけでいいのです。
 
=== 概要 ===
807 行
 
==== 関数名 ====
数学にはsinやcosなど、名前のついた関数がありますが、これらをそのまま<code>sin x</code>のように書いてしまうと、s×i×n×xのように解釈されてしまい、うため文字が斜体となりきれいに表示されません。有名な関数は'''<code>\sin</code>'''のように、コマンドになっています。
 
<source lang="latex">
822 行
</source>
 
ただし一部の関数はコマンドになっておらず、そう言った場合は<code>\mathrm</code>を用いて斜体を解除する必要があります。[[w:Sinc 関数|Sinc 関数]]を例にすると<code>\mathrm{sinc}(n \pi)</code>とすると、<math>\mathrm{sinc}(n \pi)</math>のように表示されます。ちなみに、<code>\mathrm</code>は、数式環境用の<code>\textrm</code>です。
 
これを応用して、数式環境で単位を表示させたいときにも<code>$f_{s}=4\mathrm{kHz}$</code>(textstyleの書き方)のように書くことができます。
==== 特殊記号 ====
数式にはいろんな記号が登場します。これらは、専用の命令で呼び出せます。日本語のフォントにあるからと言って、それを直接数式モードで使わないようにしましょう。環境によってはエラーになりますし、スペースの配分がうまくいかなくなる原因にもなります。