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水溶液について小学校理科 1学年 2013年12月5日 (木) 05:26 より引用。 |
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ヨウそデンプン反応(はんのう)は、ある物が、デンプンなのか、それとも、デンプンではないのかを、しらべるのに利用(りよう)されます。
=== みず の せいしつ ===
;水(みず) の はかりかた
[[File:CubeLitre.svg|thumb|リットルと、立方(りっぽう)センチメートルとの、かんけい。]]
水(みず) や 、サラダ油(サラダあぶら)のような、液体(えきたい)の大きさをはかるたんい(単位)として、'''リットル'''という'''たんい'''(単位)があります。
1リットルは体積(たいせき)の単位(たんい)です。
1辺が10センチメートルの立方体の体積とおなじです。つまり、1リットルは、1000立方センチメートルです。
:( 1000立法センチメートル = 10センチメートル ×10センチメートル ×10センチメートル )
水(みず) の たいせき を はかるとき には、 リットル の、 たんい を つかいます。
リットルは、記号(きごう) で、 <big>L</big> と かきます。
たとえば、 2L は、 2リットル の ことです。
1リットル の 水 の おもさ は、1000グラム に なります。 おもさ の たんい を、 キログラム に すれば、 水 が 1リットル の とき の おもさは 1キログラム です。(1000グラムは1キログラムです。 1000g = 1kg です。)
油(あぶら) などの、水でない えきたい だと、 1リットル の おもさ は、 ちがう おもさ に なります。
1リットルだと、はかりたいものにたいして、大きすぎる 場合(ばあい) が あるので、 そのばあい、
'''デシリットル''' という たんい を つかいます。
デシリットル は、記号(きごう) で、 dL と かきます。
'''1リットル'''は'''10デシリットル'''です。
記号(きごう) を つかって かくと
:10dL = 1L
です。
上(うえ) の 学年(がくねん) では、 ビーカー や フラスコ という いれもの を つかう ばあい が あります。 ビーカー とは、 また、 フラスコ とは、 理科 の じっけんで、 えきたい を はかるため の いれもの です。
この ビーカー や フラスコ には、 えきたい の たいせき を、わかりやすく するため 、
めもり(目盛り) が かかれている ばあい が あります。
<gallery widths=300px heights=300px>
Image:Beakers.jpg|ビーカー<br>しゃしんのビーカーのめもりには、リットルやデシリットルいがいの単位(たんい)が、つかわれてるかもしれません。
Image:Glaskolben.jpg|フラスコ<br>しゃしんのフラスコのめもりには、リットルやデシリットルいがいの単位(たんい)が、つかわれてるかもしれません。
</gallery>
;水(みず)の、せいしつ
水(みず)を いれた ピストン を おしても、 水 は ちぢみません。
水は、食塩(しょくえん)や、砂糖(さとう)などを、とかせます。食塩というのは、「しお」のことです。なめると、しょっぱい、「しお」のことを、理科(りか)では<big>食塩</big>(しょくえん)といいます。
さとう とは、 なめると、 あまい あじ の する、 あの 「さとう」 の こと です。
「水に、とける」というのは、食塩を水に入れて、かきまぜると、目に見えなくなります。
ものによっては、水にとけない物(もの) も あります。 水 に 木(き)の枝(えだ) や はっぱ を いれても、 枝(えだ) も はっぱ も 、水(みず)に とけません。
* すいようえき
[[Image:SaltInWaterSolutionLiquid.jpg|thumb|水(みず)に、食塩(しょくえん)をとかして、食塩水(しょくえんすい)を作っているときの、ようす。]]
じっけんは、むりして、じっけんしなくてもいいです。
このように ものがとけた 水(みず)の こと を、 <big>水ようえき</big>(すいようえき) と いいます。
しお が とけた 水(みず) は、しお の 水ようえき です。
さとう が とけた水 は、 さとう の 水よう液 です。
ともかく、水は、しおや、さとうなどをとかせます。
食塩(しょくえん)がとけた水(みず)のことを、<big>食塩水</big>('''しょくえんすい''')といいます。
海(うみ)の水(みず) が、 しょっぱいのは、 海の水の中に、 食塩が、 とけて いるから です。
なお、海の水のことを 海水(かいすい)と、 いいます。
水に、 ものをとかしたら、 その もの を とかした おもさ の ぶん だけ、 水よう液(すいようえき) は、おもく なります。
たとえば、 500グラム の、 まだ なにも とかしていない 水 に、 これから 20グラム の 塩(しお) を、とかした と しましょう。 すると、 食塩水(しょくえんすい) の おもさ は、 ぜんぶ で 520グラム に なります。
水に、 もの を とかしても、 水よう液 の、 体積(たいせき) は、 かわりません。
水(みず) は、しおや、さとうなどを、とかせる量(りょう)に、かぎりがあります。
みず の たいせき を かえないで 食塩(しょくえん) を いれ つづけると 、 さいご には 、 とけなく なります。
水(みず)に、 もの が とけなく なったこと を、 「水が、<big>'''ほうわ'''</big>した。」 と いうふうにいいます。
水よう液は、とうめい(透明、・・・すきとおっている、ということ。)です。
水よう液は、時間(じかん) が たっても、 水よう液 は とうめい の まま です。
水 に とかせる物のおもさは、 水 の たいせき が おおい ほど、 とかせる おもさ も おおく なります。
水 の たいせき を、 2ばい(2倍) に すれば、 とける 食塩 の おもさ も、2ばい に なります。
とかされる 物 の しゅるい によって、 水 の 体せき が おなじ でも、 とける 物の おもさ は、 かわります。
たとえば、20℃の水が、なにもとかしていない水だとして、たいせきが1デシリットル、つまり おもさ は 100g(= 100グラム)の みず が あったとします。 この 100g の 水 に、砂糖(さとう) は 200gくらいまで、とけます。
おなじ体せき 10デシリットル の みず で、おんど が 20℃の、まだ、なにもとかしていない水 100g には、 塩は、これから37gくらいまで、とけます。
このように、 おなじ たいせき の みずでも 、しお と さとう では 、とかせる おもさ が ちがいます 。
かきまぜると はやく とけやすく なります。
ほうわ した すいようえき は かきまぜても 、 もう とけません 。
あたたかい 湯(ゆ) のほうが つめたい 水(みず) より も おおくの しお や さとう を とかせます。
また 、あたたかい 湯(ゆ) のほうが とける はやさ が はやい です 。
* こおり
[[File:Ice cube Air entrapment.JPG|thumb|left|こおりと、こおりをもっている人の手。<br>こおりをもつと、とてもつめたいので、マネしないでくださいね。]]
じっけんは、むりして、じっけんしなくてもいいです。
冬(ふゆ)の、さむい日に、水は、どうなるでしょうか。水は温度(おんど)が0度(ゼロど)になると、'''こおり'''になります。
冬になると、水がこおることがあるのは、このような、げんしょうです。
マイナスの温度(おんど)のこおりを、あたためていくと、ゼロ度(ゼロど)になったときに、こおりは、水にもどります。
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[[File:Duluth blizzard, December 2007.jpg|thumb|left|雪(ゆき)の、ふったあと。]]
雪(ゆき)がふった日の、つぎの日があったい日だと、雪がとけるのは、気温が0度よりも温度が高くなって、雪がとけて水になったからです。
雪(ゆき)も、こおりです。
水が、こおりはじめてから、ぜんぶ、こおって、こおりになるまでの温度は、ゼロ度のままです。
かんぜんにこおったこおりは、マイナスの温度です。
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