「小学校社会/2学年」の版間の差分

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小学校社会 3学年 2013年11月26日 (火) 03:30‎ から、農業と漁業について引用。そのほか加筆。
 
商業について、とりあえずの記述。
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このような にもつ を はこぶ でんしゃ を かもつれっしゃ(貨物列車) と いいます。
 
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== おみせ ==
[[画像:Supermarkt.jpg|thumb|200px|スーパーマーケットの店内(ブラジルのばあい。)]]
商店街(しょうてんがい)にでかけたり、スーパーにでかけたりすると、いろいろなものが、うっています。商店の人や、スーパーの人のように、ものをうるしごとのことを 商売(しょうばい) といいます。商店街やスーパーやデパートなどを、ぜんぶ、あわせて、商業(しょうぎょう) といいます。
 
では、商店(しょうてん)の人など、商売(しょうばい)をしごとにしている人(ひと)は、どうやって収入(しゅうにゅう)を、得て(えて)いるのでしょうか?
 
 
こたえは、商品(しょうひん)を、安い(やすい)値段(ねだん)で、仕入れて(しいれて)、お客さん(おきゃくさん)に、仕入れ価格(しいれかかく)よりも、高い(たかい)値段(ねだん)で、売る(うる)ことで、利益(りえき)を、えています。
 
このしくみは、どのお店でも、こうです。このように、仕入れ価格(しいれかかく)よりも高い値段(ねだん)で売らないと、そのお店(おみせ)は、お金(おかね)がなくなり、赤字(おかね)になって、つぶれてしまいます。
 
 
お客は、なるべく品物の値段が安いお店で、買い物をしたがります。いっぽう、お店は、
 
 
世の中では、お店で物(もの)を売る(うる)仕事(しごと)で、収入(しゅうにゅう)をかせぎたい人が多いので、お店どうしで、お客のうばいあいという販売競争(はんばいきょうそう)が起きます。
 
スーパーやコンビニやデパートは、それぞれ販売競争(はんばいきょうそう)をしています。
 
スーパーもまた、となり町のスーパーやデパートとの競争をしている。
 
 
どのお店も、自分のところのお客をふやしたいので、なるべく安く商品を売るための工夫をして、お客をふやそうとします。
 
この販売競争(はんばいきょうそう)のおかげで、お客は、安い(やすい)値段(ねだん)で、より良い(よい)品物(しなもの)を、買えるようになります。。
 
コンビニは長時間営業(ちょうじかんえいぎょう)をしています。
 
 
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* 商店街(しょうてんがい)
[[画像:Togoshi-ginza street.JPG|thumb|商店街(しょうてんがい)の一例(いちれい)。東京都(とうきょうと)の品川区(しながわく)の戸越(とごし)にある戸越銀座(とごしぎんざ)商店街(しょうてんがい)。]]
商店街は、独自の路線に特化。景気の悪化によって、商店街そのものが寂れていくケースもある。シャッター通り。
 
このように聞くと、デパートやスーパーが、販売競争の勝者と思えますが、そうとも、かぎりません。
スーパーなども、販売競争にさらされていて、競争にやぶれたスーパーは閉店したり倒産する場合もあります。
たとえ販売競争に敗れたスーパーやデパートの建物が残っていても、前に経営している会社が事業縮小・事業撤退などをしていて、かわりに他の会社に店舗が売られていて、その店舗を経営する会社が別の会社に変わっている場合も、あります。
 
 
駅前などに商店街があるばあいがあります。
 
[[ファイル:GalleriaTakemachi3.jpg|thumb|right|300px|大分県大分市のアーケード商店街]]
地域によっては、商店街の通りの上を、半透明の屋根でおおった、アーケード街(アーケードがい)もある。
雨の日も気楽に買い物が出来る。
 
スーパーやデパートに対抗するため、店どうしが協力したサービスを行なうことが、よくある。たとえば、その商店街で通用するポイントカードの発行などの特典をつけ、ポイントによる割引サービスなどをすることが多い。
 
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* スーパーマーケット
地域(ちいき)にもよりますが、駅前などに、スーパーマーケットやデパートが、ある場合(ばあい)も、あります。
スーパーマーケットは、「スーパー」と、みじかく省略(しょうりゃく)されてよばれることが、おおいです。
 
駅前(えきまえ)にちかい場所(ばしょ)に、スーパーやデパートがある場合もありますが、地域(ちいき)によっては、駅から離れた場所に、立地の広さを活かしてスーパーをたてる場合もあります。
 
駅前(えきまえ)にお店(おみせ)が多いのは、駅の近くは、人通りが多いので、お客が多くみこめるので、お店を出したい人が多いのです。そのため、駅前の土地は、その土地を買いたい人どうしの競争(きょうそう)がはげしく、土地(とち)の値段(ねだん)が高くなります。なお、土地の値段のことを地価(ちか)といいます。
 
スーパーのはなしに、もどります。
野菜や肉の販売などの生鮮品などは、スーパーやデパートでとりあつかってるのが、ふつうです。
 
 
スーパーは、1階建て(いっかいだて)のものから、2階建て、3階建てのものもある。
1階建ての建物(たてもの)のスーパーの場合、売り物(うりもの)は食料品(しょくりょうひん)が、ほとんどである。2階や3階の階があるスーパーでも、食料品(しょくりょうひん)は、商品の出し入れ(だしいれ)が多いので、手間(てま)をへらすために、1階や地下1階などの、地面(じめん)に近い(ちかい)階(かい)に食料品のコーナーが、おかれているのが、ふつうである。
 
大型のスーパーになると、洋服(ようふく)なども、とりあつかいます。大型のスーパーの屋上には、レストランなどがあるばあいが多いです。
 
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* デパート
[[File:Interior of a typical Macy's department store.jpg|thumb|220px|デパート<br>アメリカの場合。]]
[[ファイル:Mitsukoshi01 1024.jpg|thumb|240px|right|百貨店の一例(日本橋三越本店)]]
日本でのデパートは百貨店(ひゃっかてん)とも、よばれます。デパートは、5階建てくらいから、10階くらいのも、ある。
大規模なスーパーと、小規模なデパートとのあいだに、あまり、はっきりとした区別(くべつ)はなく、にている場合もある。
 
デパートでは、スーパーでは売ってないような、高級品(こうきゅうひん)も、とりあつかっています。
 
 
デパートの場合、出店している店の運営会社は、デパートを経営している会社とは、別の会社であることも、多い。デパートの運営会社とは別に、専門的に、商品の販売をおこなう会社が、出店していることもある。
このように、デパートやスーパーなどに出店することや、出店させることを テナント という。
テナントは有料(ゆうりょう)であり、デパートは出店したい会社に場所を貸すことで、収入(しゅうにゅう)を得ています。この出店したい会社に払わせる(はらわせる)料金(りょうきん)を テナント料(テナントりょう) と いいます。
 
デパート内の店は、必ずしもテナントだけとは、かぎらず、売り場によっては、デパートが直接、経営(けいえい)している売り場もある。
 
 
地下がある場合、地下1階が、食料品売り場になっていることが多い。
デパートの最上階は、レストランがあることが多い。
 
デパートは、車で来た客のため、付近に、駐車場を持っていることが多い。
 
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* ショッピングセンターまたはショッピッグモール
[[ファイル:Dubai Mall-Dubai3189.JPG|thumb|ショッピングモール。中東(ちゅうとう)のドバイのばあい。]]
日本でのショッピングセンターの階層(かいそう)は、3階建て(さんかいだて)くらいのものから5階建てくらいのものもある。
センターの中(なか)には、商店が多く入っており、センターは広い(ひろい)建物(たてもの)である。食品売り場がある場合は、スーパー等と同じように1階に食品売り場があることが多い。最上階は、レストラン街になっていることが多い。
 
 
 
特に広いショッピングセンターは、市街(しがい)の中心部からは、やや離れた(はなれた) 郊外(こうがい) に、多い。郊外(こうがい)のほうが、広い土地が、買いやすいからである。また、郊外にある場合、客にとっては、自動車で店に行く必要(ひつよう)が大きいので、ひろい駐車場(ちゅうしゃじょう)を持っている場合もある。
 
かならずしも、郊外(こうがい)にショッピングセンターがあるとはかぎらず、駅前などにショッピングセンターがある場合もある。その場合、やや、土地が狭め(せまめ)になるので、駐車場(ちゅうしゃじょう)は、ビルの中にある場合もある。
 
 
商店での商品の調達は、商店が直接、買ってるわけでは、ありません。商品をつくった生産者(せいさんしゃ)と、商品を売ってる商店(しょうてん)とのあいだに、仲介(ちゅうかい)の業者(ぎょうしゃ)が入っています。その仲介業者(ちゅうかいぎょうしゃ)は、 <big>問屋</big>(とんや) とよばれたり、または <big>卸売業者</big>(おろしうりぎょうしゃ) とよばれます。仲介業者が、生産者から、商品を買い、それを商店などの 小売り業(こうりぎょう) に、売っているのである。
 
日本には、多くの商店があるので、生産者から直接、買い付けていては、大変な手間が、かかってしまいます。生産者も小売店も、おおきな手間が、かかってしまうのである。
 
問屋(とんや)があることで、生産者は、問屋とだけ販売交渉(はんばいこうしょう)をすればよく、また商店(しょうてん)などの小売業者(こうりぎょうしゃ)も、問屋とだけ交渉すれば、よくななります。
 
 
ただし、大きなデパートなどの買い付けだと、本社(ほんしゃ)などが、直接(ちょくせつ)、生産者(せいさんしゃ)から買い付ける場合もある。直接買い付け(ちょくせつかいつけ)の理由(りゆう)は、いろいろありますが、たとえば仲介(ちゅうかい)の業者にはらう手数料(てすうりょう)を減らして(へらして)、より安く商品を売ることで、他の販売店との販売競争に勝つため(かつため)など、である。