「C言語/標準ライブラリ/stdlib.h」の版間の差分

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*機能
:atof関数とは、nptrが指す文字列の最初の部分を、double型の表現に変換する関数である。
:stof関数は、エラーが発生したときの動作を除けば、
<pre>
strtod(nptr, (char **)NULL)
</pre>
と等価である。
*例
<pre>
62 ⟶ 67行目:
:atol関数とは、nptrが指す文字列の最初の部分を、long int型の表現に変換する関数である。
:atoll関数とは、nptrが指す文字列の最初の部分を、long long int型の表現に変換する関数である。
これらの関数は、エラーが発生したときの動作を除けば、
<pre>
(int)strtol(nptr, (char **)NULL, 10)
strtol(nptr, (char **)NULL, 10)
strtoll(nptr, (char **)NULL, 10)
</pre>
とそれぞれ等価である。
*例
<pre>
68 ⟶ 80行目:
=== strtod, strtof及びstrtold関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.222「7.20.1.3 strtod, strtof及びstrtold関数」</ref>
<pre>
書きかけ
</pre>
*形式
<pre>
79 ⟶ 88行目:
</pre>
*引数
:nptr 入力文字列
:endptr 空ポインタ。又は、末尾の文字列へのポインタの格納先。
:endptr
*返却値
:変換が可能ならば、変換した値。変換が不可能ならば0を返す。
:
:※正しい値が表現可能な値の範囲外である時、返却値の型と値の符号に従って、正または負のHUGE_VAL,HUGE_VALF,又はHUGE_VALLを返し、errnoにはマクロERANGEの値を格納する。結果がアンダーフローを起こす場合、返却値の型で最も小さな正規化された正の数以下の絶対値を持つ値を返し、errnoに値ERANGEを格納する(処理系定義)。
*機能
:strtod関数とは、nptrが指す文字列の最初の部分を、double型の表現に変換する関数である。
:
:strtof関数とは、nptrが指す文字列の最初の部分を、float型の表現に変換する関数である。
:strtold関数とは、nptrが指す文字列の最初の部分を、long double型の表現に変換する関数である。
:これらの関数は、入力文字列を次の3つの部分に分割する。
<pre>
[空白類文字の並び][変換対象列][末尾の文字列]
</pre>
:空白類文字の並びは、isspace関数で規定される。
:変換対象列は、浮動小数点定数と同様の形式、又は無限大(INF及びINFINITY)若しくはNaNである。
:末尾の文字列は、認識の対象とならない文字の1文字以上の並びである。
:次に変換対象列の部分を浮動小数点数に変換し、その結果を返す。
:endptrが空ポインタでなければ、末尾の文字列へのポインタをendptrが指すオブジェクトに格納する。
*例
<pre>
91 ⟶ 112行目:
=== strtol, strtoll, strtoul及びstrtoull関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.223「7.20.1.4 strtol, strtoll, strtoul及びstrtoull関数」</ref>
<pre>
書きかけ
</pre>
*形式
<pre>
103 ⟶ 121行目:
</pre>
*引数
:nptr 入力文字列
:endptr 空ポインタ。又は、末尾の文字列へのポインタの格納先。
:endptr
:base 基数
*返却値
:変換が可能ならば、変換した値。変換が不可能ならば0を返す。
:
:※正しい値が表現可能な値の範囲外である時、返却値の型及び値の符号に従って、LONG_MIN,LONG_MAX,LLONG_MIN,LLONG_MAX,ULONG_MAX又はULLONG_MAXを返し、errnoにはマクロERANGEを格納する。
*機能
:strtol関数とは、nptrが指す文字列の最初の部分を、baseで指定した基数で、long int型の表現に変換する。
:
:strtoll関数とは、nptrが指す文字列の最初の部分を、baseで指定した基数で、llong long int型の表現に変換する。
:strtoul関数とは、nptrが指す文字列の最初の部分を、baseで指定した基数で、lunsigned long int型の表現に変換する。
:strtoull関数とは、nptrが指す文字列の最初の部分を、baseで指定した基数で、lunsigned long long int型の表現に変換する。
:これらの関数は、入力文字列を次の3つの部分に分割する。
<pre>
[空白類文字の並び][変換対象列][末尾の文字列]
</pre>
:空白類文字の並びは、isspace関数で規定される。
:変換対象列は、baseの値で決まる奇数によって表現される整数と同様の形式である。
:末尾の文字列は、認識の対象とならない文字の1文字以上の並びである。
:次に変換対象列の部分を整数に変換し、その結果を返す。
:endptrが空ポインタでなければ、末尾の文字列へのポインタをendptrが指すオブジェクトに格納する。
*例
<pre>