「中学校保健/応急手当」の版間の差分

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熱中症の応急手当の説明を、中学校保健/身体の環境に対する適応能力・至適範囲 2014年2月17日 (月) 01:40‎ から、こちらに移動する。
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=== 巻き包帯 ===
=== 三角巾 ===
 
== 発展的記述:熱中症の応急処置 ==
(※ 高校保健の範囲です。)
中学生の場合、もし熱中症や近い症状に出会ったら、すぐに先生などの大人に相談して下さい。
基本的には、熱中症の応急手当(おうきゅうてあて)は、まず冷やすことです。
 
* 熱中症の応急処置
 
応急手当(おうきゅうてあて)としては、まず、涼しい場所に移動させる。
意識があり、吐き気が無ければ、薄めの食塩水やスポーツドリンクを飲ませて、水分および塩分を補う。
食塩水の濃度は、みそ汁やスープ料理などの濃度で良い。
汗によって塩分が失われている場合は、塩分も補給しないと、水を飲ませるだけでは回復をしない場合がある。
 
濡れタオルや氷で冷やす場合は、首や脇(わき)の下など、冷却すると、体の内部まで冷やせて効率的である。
うちわや扇風機があれば、冷却に利用する。
 
体温は、必ずしも上昇するとは限らないし、顔が赤くなるとも限らない。症状によっては、顔が青ざめる場合もある。
体温が上昇してないからといって、けっして熱中症でないと勘違いしないように注意のこと。
 
熱中症の種類には、熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病がある。
 
 
;熱失神 
:原因:血管の拡張したことの血圧低下による、脳への血液不足。
:症状:失神やめまいなど。
 
 
;熱けいれん 
:原因:体内の塩分の不足で起こる。
:症状:筋肉が、けいれん。
 
 
;熱疲労 
:原因:多量の発汗による脱水症状。
:症状:めまいや頭痛などを起こす場合がある。
 
 
;熱射病 
(日射病とは異なる。)
:原因:高温による脳内の温度中枢の障害によって、体温調節機能が失われている。
:症状:意識障害。高体温。<br>
熱射病は、熱中症の中でも特に重症であり、ただちに救急車などを要請する必要がある。