「高校化学 天然高分子化合物」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
一部の用語に英訳を追加。また、化学1の油脂へのリンクを、末尾に追加。
R-CH2(NH2)COOHをR-CH(NH2)COOHに
タグ: モバイル編集
247 行
アミノ酸の一般式は
 
R-CH<sub>2</sub>(NH<sub>2</sub>)-COOH
 
で表される。(Rは炭化水素基あるいは水素など。)
254 行
アミノ酸のアミノ基( -NH<sub>3</sub> )は塩基性を示し、カルボキシル基( -COOH )は酸性を示すので、アミノ酸は両性化合物である。結晶中のアミノ酸分子中では、分子内で( -COOH )が水素Hを( -NH<sub>2</sub> )に渡して、アミノ酸内にイオンの( -COO<sup>-</sup> )と( -NH<sub>3</sub><sup>+</sup> )を生じる。その結果、アミノ酸の構造は、
 
R-CH<sub>2</sub>(NH<sub>3</sub><sup>+</sup>)-COO<sup>-</sup>
 
の構造になる。このように分子内に酸性と塩基性の両方のイオンを生じるので、'''双性イオン'''(そうついイオン)とよばれる。
263 行
 
 
R-CH<sub>2</sub>(NH<sub>3</sub><sup>+</sup>)-COOH 陽イオン <math>\rightleftarrows </math> R-CH<sub>2</sub>(NH<sub>3</sub><sup>+</sup>)-COO<sup>-</sup> 双対イオン <math>\rightleftarrows </math> R-CH<sub>2</sub>(NH<sub>2</sub>)-COO<sup>-</sup> 陰イオン