「中学校社会 公民/日本国憲法」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
いろいろと調整。用語解説欄をページ右側に設けた。
前文の用語解説を記述。
21 行
 
そもそも国政は、国民の厳粛(げんしゅく)な信託によるものであって、
その権威(けんい)は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使(こうし)し、その福利(ふくり)は国民がこれを享受(きょうじゅ)する。
これは人類普遍(じんるい ふへん)の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づく(もとづく)ものである。
われらは、これに反する一切の憲法、法令(ほうれい)及び(および)詔勅(しょうちょく)を排除する。
36 行
|valign=top style="width:5%;text-indent:1em"|
|valign=top style="width:35%;text-indent:1em"|
用語解説<br>
'''協和''' 心を合わせて仲よくすること。<br>
'''恵沢''' めぐみ、恩恵(おんけい)。<br>
'''惨禍''' いたましい災い(わざわい)。<br>
'''主権''' 政治のありかたを最終的に決定する最高の権力<br>
'''厳粛''' まじめで、きびしく、おごそかな様子。<br>
'''信託''' 信用して、まかせること。<br>
'''権威''' 社会的信用の高さなどによって他人を自発的に服従させるような力のこと。強制的に服従させる社会的な上下関係である権力とは区別される。<br>
'''行使''' 権力や力を実行すること。<br>
'''福利''' 幸福と利益。<br>
'''享受''' 受け取って自分のものにすること。<br>
'''普遍''' どこでも。いつでも。<br>
'''人類普遍の原理''' 人類にとって、いつの時代においても、当てはまる原理。<br>
'''詔勅''' 天皇の発する公文書(詔書)と、公的な言葉(勅語)。<br>
'''恒久''' いつまでも変わらないこと。永遠。<br>
'''崇高''' 気高い様子。<br>
'''専制''' 上に立つ者が独断でものごとを決めること。<br>
'''隷従''' 奴隷(どれい)のように従う(したがう)こと。<br>
'''偏狭''' せまく、かたよっていること。<br>
'''欠乏''' 不足していること<br>
'''責務''' 責任と義務<br>
|}