「中学校社会 地理/世界と比べてみた日本 地形」の版間の差分

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小学校理科 5学年 2014年5月21日 (水) 05:19‎ より扇状地や三角州について引用。ヨハニス・デ・レーケ 2013年11月1日 (金) 01:22‎ から格言を引用。
日本の近海について記述。大陸棚やリアス海岸など。
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地形として、川の下流の周辺では、<span style="font-size: large;">三角州</span>(さんかくす)という地形ができやすい。
 
== 海 ==
=== 海底 ===
日本のまわりの海底には、水深があさく200mていどで、傾斜のゆるい平らな<span style="font-size: large;">大陸棚</span>(たいりくだな、英:Continental shelf)が、ひろがっている。
 
また太平洋側の、日本の東に、水深が8000mをこえる<span style="font-size: large;">海溝</span>(かいこう、trench)がある。
 
大陸棚は、東シナ海にとても広く、みられる。
 
この大陸棚には天然ガスや石油などの資源があると考えられている。
 
 
=== 海流 ===
[[Image:Japan's ocean currents.PNG|thumb|300px|right|'''日本列島近海の海流'''<br /><span style="font-size: large;">1. 黒潮</span> 2.黒潮続流 3.黒潮再循環流 <span style="font-size: large;"><br />
4.対馬暖流</span> 5.津軽暖流 6.宗谷暖流 <br />
<span style="font-size: large;">7.親潮</span> 8.リマン寒流]]
<span style="font-size: large;">暖流</span>(だんりゅう)の<span style="font-size: large;">黒潮</span>(くろしお)と<span style="font-size: large;">対馬海流</span>(つしまかいりゅう)は、日本の南の赤道付近から北上して流れてきている。
黒潮は太平洋側の海流で、赤道付近から北上してきている。黒潮のことを<span style="font-size: large;">日本海流</span>(にほん かいりゅう)とも言う。
 
対馬海流も、赤道付近から北上してきているが、日本海側に流れる海流である。
 
 
いっぽう、日本の北からは<span style="font-size: large;">寒流</span>(かんりゅう)が流れてきている。日本に来ている寒流の<span style="font-size: large;">親潮</span>(おやしお)は、千島列島(ちしま れっとう)から南下している。親潮のことを<span style="font-size: large;">千島海流</span>(ちしま かいりゅう)とも言う。
 
 
:(※注意 対馬海流と千島海流の発音が似ているが、まちがえないように。)
 
 
日本の近海は、暖流と寒流がぶつかる海域であり、良い漁場になっている。
 
=== リアス海岸 ===
[[画像:Maizuru bay.jpg|300px|thumb|教徒の舞鶴湾(まいづるわん)のリアス式海岸。(京都府)]]
東北地方にある三陸海岸(さんりく かいがん)のような、海岸線が のこぎり の刃のように、ギザギザと入り組んでいる海岸のことを、<span style="font-size: large;">リアス海岸</span>(リアスかいがん、英: ria coast)と言います。リアス式海岸(リアスしき かいがん)とも言う。スペイン語の入江(いりえ)を意味するria(リア)に由来する。
 
リアス海岸の出来方は、もともと山地であったところに、谷に、海水が流れこんでできていったものです。このためリアス海岸のちかくには山地がある。
 
リアス海岸では、多くの入り江や湾があり、また、波が低く水深が深いため、港として利用されやすい。また、波がおだやかなこともあり、貝や わかめ などの養殖(ようしょく)も行われることがある。