「C言語/データ型と変数」の版間の差分

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424 行
構造体及び共用体については、[[C言語/構造体・共用体]]を参照せよ。
 
=== 列挙 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.21「6.2.1 識別子の有効範囲」</ref>
<ref>『JISX3010:2003』p.24「6.2.5 型」</ref>
431 行
<ref>『JISX3010:2003』p.77「6.7.2.3 タグ」</ref>
 
列挙とは、識別子をもった整数定数のリストである。
列挙を用いることで、整数定数の代わりに識別子を使うことができ、
ソースコードの可読性を高める。
 
列挙の型枠の宣言の記述は次のようになっている。
<pre>
enum タグ名
444 行
};
</pre>
「タグ名」で、列挙の型枠に名前を付ける。
列挙体のメンバを列挙定数と呼ぶ。
使用する列挙定数の数だけ、「列挙定数=定数式,」を含める。
457 行
直前の列挙定数の値に1を加えた値とする。
 
列挙の宣言の記述は次のようになっている。
<pre>
enum タグ名 変数名のリスト;
</pre>
タグ名で、列挙の型枠を指定する。
変数名のリストで列挙に名前を付ける。
複数の列挙を宣言するときは、変数名を「,(コンマ)」で区切る。
 
なお、列挙の型枠の宣言と列挙の宣言とを、同時に行うこともできる。
次のように記述する。
<pre>
477 行
この場合、タグ名は省略することができる。
 
列挙を使用するときの記述は次のようになっている。
<pre>
列挙定数
</pre>
列挙定数の値は、列挙の型枠の宣言で列挙定数に指定した定数となる。
 
<pre>