「中学校保健体育/呼吸器・循環器の発育・発達」の版間の差分

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画像を追加。肺活量の変化のグラフ。
運動と持久力の発達について記述。
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発育・発達により、肺が発達すると、一回の呼吸で吸い込める空気の量が増えます。
 
一回の呼吸で吸い込める空気の量を<big>'''肺活量'''</big>(はいかつりょう)と言います。より正確に言うと、できるだけ多く空気を吸い込んだあとに、できるだけ多く吐き出せた空気の量が肺活量です。
 
私達の肺は、呼吸によって酸素を肺にみちびいたあと、肺で体内に酸素を取り込み、体内で集めた二酸化炭素と交換しています。このため、私達の口から吐く息には、二酸化炭素が多く含まれています。呼吸における、肺での酸素と二酸化炭素の交換のことを<big>'''ガス交換'''</big>と言います。
 
発育・発達により肺活量がふえると、一回の呼吸で交換できる酸素と二酸化炭素の量が増えるので、呼吸数(こきゅうすう)は少なくなります。
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など。
 
心臓は、定期的に収縮をくりかえすことで、血液を送り出している。心臓の一回の収縮で送り出される血液の量を<big>'''拍出量'''</big>(はくしゅつりょう)と言う。
 
心臓が、一1分間あたりに、収縮する回数を'''心拍数'''(しんぱくすう)と言います。
 
 
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心臓から送りだされる血液が流れている血管を動脈(どうみゃく)と言います。全身から心臓へと向かう血液が流れている血管を静脈(じょうみゃく)と言います。
:(※ 画像が足りません。中学生への説明甩に単純化した動脈と静脈の説明画像が、ありません。学校教科書などを見るか、外部サイトで画像を探して下さい。)
 
== 運動と呼吸器・循環器 ==
思春期にはジョギング・長距離走などの運動を適度に日ごろから行うことによって、呼吸器や循環器をさらに発育させることが出来ます。
運動によって呼吸器や循環器を適切に発達させることで、'''持久力'''(じきゅうりょく)をさらに高めることが出来ます。