「中学校美術/美術1」の版間の差分

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→‎色: 明度・彩度・色相の図を追加。
いくつかの用語に英訳を追加。
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[[File:William-Adolphe Bouguereau (1825-1905) - Study of a Seated Veiled Female Figure (19th Century).png|right|thumb|200px|デッサンの例。ウィリアム・アドルフ・ブグローによるデッサン]]
[[File:Carracci, Annbale - Studio di nudo.jpg|right|thumb|200px|デッサンの例。アンニーバレ・カラッチ(1560–1609)によるデッサン]]
 
スケッチ (sketch)とは、おおまかに形を描くことです。けっして、デッサン(素描・そびょう)のように物の形や色などを正確に描写することが目的'''ではありません'''。対象をよく観察し、発見したこと、感じたことを自分らしく表現することです。
 
まずはたくさんのスケッチを描き、スケッチを通して絵を上達させましょう
 
 
*デッサン(フランス語: dessin)
基本は、鉛筆で書く。間違えたら、消しゴムで消す。
基本的に、シャープペンでは描かない。
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観察物の明るい箇所を画用紙に描く場合は、画用紙の該当する箇所を消しゴムで消すなどして、紙の白色にするのが普通。
 
*クロッキー(仏: croquis)
[[画像:Croquis.jpg|thumb|left|クロッキー]]
人物などの複雑な形を、数十秒~1分程度の短時間で、おおよその形を描く。目的は、形を短時間で把握する能力の向上である。したがって、クロッキーでは、あまり時間をかけてはならない。時間をかけてでも細かく書く練習は、クロッキー以外の練習(たとえばデッサンなど)で行うべきである。
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== 西洋美術 ==
*マネ(エドゥアール・マネ Édouard Manet)
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画像:Manet, Edouard - Young Flautist, or The Fifer, 1866 (2).jpg|笛を吹く少年(1866)
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*モネ(クロード・モネ Claude Monet)
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File:Claude Monet 011.jpg|日傘を差す女(モネ夫人)1875 ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
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*ミレー(ジャン・フランソワ・ミレー Jean-François Millet) 、フランス出身
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File:Starry Night by Jean-François Millet.jpeg|『星空』(あるいは『星空の夜』など )
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== 動物画・動物彫刻など ==
*デューラー(アルブレヒト・デューラー Albrecht Dürer) 、ドイツ出身
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File:Durer Young Hare.jpg|『野ウサギ』、水彩、ガッシュ、紙、1502年
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*フランソワ・ポンポン(François Pompon)、 フランス
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Image:Pompon LOursBlanc1.jpg|「白熊」(オルセー美術館)
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色の分解の仕方には、いくつかの種類がある。
 
:*明度(めいど、英:value バリュー)、彩度(さいど、英:chroma クロマ)、色相(しきそう、英:hue ヒュー)の3種類に分解する方式。
:*赤・緑・青の三種類に分解する方式。いわゆる「RGB」(アールジービー)。レッド(red)・グリーン(green)・ブルー(blue)の略。家電の映像ディスプレイなどでの発色に用いられることが多い。
:*赤・緑・青の三種類に分解する方式。
:*赤・黄色・青の三種類に分解する方式。いわゆるCMY(シーエムワイ)。シアン(Cyan、水色)、マゼンタ(Magenta、赤紫)、イエロー(Yellow、黄色)の略。カラー印刷などでは、CMYに黒(blac'''k''')を加えたCMYK(シーエムワイケー)が用いられている。
:*赤・黄色・青の三種類に分解する方式。
 
などがある。
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*色相環(しきそうかん、hue circle、
 
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=== 三原色 ===
*減法混色 (げんぽうこんしょく、subtractive color)
*減法混色
[[ファイル:Synthese-.svg|left|thumb|減法混合。原色のうち、シアンとマゼンタはそれぞれ青と赤とも呼ばれることもある。]]
赤(正確にはマゼンダ)・黄色(イエロ-)・青(正確にはシアン)の三種類に分解する方式。
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*加法混色(Additive color)
[[ファイル:AdditiveColorMixiing.svg|thumb|180px|left|加法混合]]
色を赤・緑・青の三種類に分解する方式。
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*ユニバーサル・デザイン(Universal Design、UD)
世の中には身体や健康に障害を持った人がいます。なるべく、そういった障害のある人でも鑑賞しやすいように作品をつくるべきです。