「学習方法/高校生物」の版間の差分

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とりあえず記述。
 
初めて高校生物の参考書を買う人は、まず一般の理系大向けの参考書を
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=== 生物学科志望の場合、化学も必ず学んでおくこと ===
大学の生物学科や医療系の学科では、進学後の授業で、かならず化学が必要になる。なので'''高校化学IIを学びたくない人は、大学の生物学科への志望は、やめたほうが良い。'''
というか、生物系学科・医師薬学・農学に限らず、ほとんどの理系学科で、高校化学(化学II)および高校物理(物理II)および高校数学III・C の知識は必要であろう。
 
'''生物II、化学II、数学IIIC、物理IIの科目を学習したくない人は、大学の生物学科への志望は、やめたほうが良い。'''
このため、大学生物学科の志望で、高校3年で生物2を履修するなら化学2も履修するのが、履修での定石である。
 
このため、高校3年の履修では、大学生物学科の志望者の場合は、生物IIと化学IIと数学IIIは履修して、数学IIIと化学IIを受験勉強するのが、定石である。
* 生体内の化学反応の、完全な理解はあきらめるべき。
教科書や参考書にある、生物の体内で起こっている化学反応や物質名などは、最終的には覚えなければならない。理解しようと思っても、無理である。社会科などで用語を覚えないないといけないように、生物でも用語や物質名や化学反応などを覚えないといけない。
 
=== 物理の履修について ===
もちろん、参考書に書いてある説明には目を通す必要があるが、最終的には物質名や反応などを覚えないと、入試では点が取れない。このような覚えることを要求する入試が出される理由は、やはり医療系などを考えると分かるだろう。医療系では治療法などを覚える必要があるからだ。だから高校生物の化学反応なども覚える必要がある。
理想的には、できれば物理IIも履修したほうが良いのだが、しかし現実的には、学校の時間割などの時間的な理由などで難しいだろう。ただし、もし大学の理系学科に進学するなら、ほぼどんな学科でも高校の物理IIレベルの物理の知識は使う。なので、生物学科などの志望でも、せめて物理IIの参考書を買っておいて通読しておいて、参考書とかの簡単な練習問題でいいから練習問題をするぐらいのことはしたほうが良いだろう。
 
 
*=== 生体内の化学反応の、完全な理解はあきらめるべき。 ===
教科書や参考書にある、生物の体内で起こっている化学反応や物質名などは、最終的には覚えなければならない。名前を理解しようと思っても、無理である。社会科などで用語を覚えないないといけないように、生物でも用語や物質名や化学反応などを覚えないといけない。
 
もちろん、参考書に書いてある説明には目を通す必要があるが、最終的には物質名や反応などを覚えないと、入試では点が取れない。このような覚えることを要求する入試が出される理由は、やはり医療系などを考えると分かるだろう。医療系では骨の名前を覚えたり治療法などを覚えたりする必要があるからだ。だから高校生物の化学反応なども覚える必要がある。
 
== 初めて高校生物の参考書を買う人は、まず一般の理系大向けの参考書を ==
医学部向けの入試生物の参考書が市販されている。だが、初めて高校生物の参考書を買う場合は、まずはチャート式生物とか文英堂『理解しやすい』シリーズ生物とかの、一般の理系大学受験の対策の参考書を買ったほうが良い。医学部対策の参考書は、高校生物の参考書を初めて買う者には、適していない。
 
たとえ医師薬学部を志望する場合でも、一般の理系大学受験用の参考書の知識も、入試に出る。
 
== 医学部向けの参考書を読む前に、チャート式 ==
医学部向けの入試生物の参考書が市販されている。医学部の入試問題では、生物科目でも医学と関わりのある内容の問題が出される。そういう問題のとき方を解説している、また、大学レベルの生物学の内容も、書いてある。たとえ生物学科志望の場合でも、大学レベルの生物学の内容を、最終的には進学後に勉強することになるから、受験生のうちに医学部向け参考書を読んでおくのも良いかもしれない。
 
だが、それら医学部向け参考書を読む前に、まずは数研出版のチャート式の生物の参考書を読むのが先であろう。チャート式の生物の参考書には、他社の参考書よりも詳しく(そのぶん他社本よりも難しい)、けっこう高度な説明もチャート式生物に書いてある。文英堂の「理解しやすい」シリーズの生物参考書よりも、チャート式のほうが説明が詳しく難しい。
 
いっぽうの文英堂「理解しやすい」シリーズ生物だって、けっして、そんなに簡単というワケではない。あくまで、チャート式と比べたら、比較的には文英堂「理解しやすい」シリーズのほうが簡単という事である。
 
また、これら医学部受験向け本を読む前に、まず先に化学II・物理II・数学IIICの参考書を読んで問題練習するべきであろう。