「中学校理科 第2分野/大地の変化」の版間の差分

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なので、さきにP波がとどいて少しゆれたあとに、ちょっと時間がたってからS波が来て、S波の主要動で大きく、ゆれる。
 
最初に縦波のP波がきてから、よこなみのS波がくるまでのあいだを <big>初期微動</big>(しょきびどう) という。S波が来るまでは、初期微動がつづく。ある地点でのP波とS波との到着時刻の差のことを、初期微動続時間(しょきびどう けいぞくじかん)という。初期微動継続時間とは、つまり、初期微動を感じる長さである。
 
初期微動継続時間は、震源からの距離に比例することが分かっている。初期微動継続時間が長いほど、震源からの距離も大きい。もし、地震の伝わる速度が分かっていれば、初期微動継続時間によって、震源までの距離を求めることができる。