「高等学校数学I/2次関数」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
46 行
 
の形の表記を二次関数の'''標準形'''という。
(上で、<math>a\neq 0</math>、<math>b</math>、<math>c</math>、<math>p</math>、<math>q</math>は定数で、<math>x</math>は変数であるものとする。)
 
後述するように、標準形は二次関数をグラフで表す場合に役立つ。
 
==== 一般形と標準形の相互変換 ====
 
;定理
65 ⟶ 63行目:
で表記されている二次関数の右辺を展開すると、
 
: <math>y= ax^2 -2apx + (ap^2+q)</math>
 
となるので、
77 ⟶ 75行目:
: <math>y=ax^2+bx+c</math>
 
で表記されている二次関数は以下の手順で標準形に変換できる(この変形手法を'''平方完成'''という)
まず上式を以下のように変形して、
 
:<math>y=ax^2+bx+c</math>
85 ⟶ 82行目:
:<math>=a\left\{x^2+\frac{b}{a}x+\left(\frac{b}{2a}\right)^2\right\}-\frac{b^2}{4a}+c</math>
:<math>=a\left(x+\frac{b}{2a}\right)^2-\frac{b^2-4ac}{4a}</math>
 
とする(この変形手法を'''平方完成'''という)。
 
ここで、