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大学生は、そのようなオリジナリティーあふれる教授にも合わせてあげて、テスト対策をする必要があります。
 
 
=== 必修科目の定期テストで難問・奇問ばかりを出す教員に遭遇したら ===
大学教員の中には、ときどき、定期テストの出題で、院生や教員ですら簡単には解けないような難問を大量に出したり、その教員個人にしか試験時間内に解き終わらないような難問を出したりするような、困ったダメ教員もいます。
 
その教員の担当科目が選択科目なら、選択しなければいいだけです。しかし、必修科目では、選択しないと卒業できません。
 
一般的に必修科目は難しい科目が多いので、教員の出す難問が適正な難問なのか、適正外の逸脱した難問奇問なのかは、外部からは分かりづらいのです。そのため、たびたび、日本国の大学では難問奇問を出す大学教員が発生するのが、あとを絶たないのが現状です。
 
たとえ学生が他の教員に相談を、「定期テストの出題が難問・奇問では無いか?」と相談しても、他の教員は取り合ってくれません。なぜなら、先ほど言った理由のように、外部からは適正な問題か、それとも逸脱した問題かが分かりづらいので、教員どうしは、お互いに信用せざるを得ません。
 
実際に、難問を出した教員側が正しい場合もありますし、そうでない場合もあります。出された難問が適正な場合もあります。出された難問が不適正な場合もあります。外部からは、見分けづらいのです。
 
たとえば大学では、専門科目の教育内容が抽象的になったりして、高校教育とギャップがありますから、落第した学生が高大のギャップを越えられないという、学生側の能力不足かもしれません。あるいは違って、そうでないかもしれません。大学レベルの能力を身につけたマトモな学生すらも、難問奇問で落第させているという、教員の失態かもしれません。
 
また、大学には普通科高校と違って専門科目がありますから、専門科目のテストで学生たちが大量に落第しても、専門科目のギャップに学生が対応できないかもしれないのしれません。あるいは違って、そうでないかもしれません。教員の失態かもしれません。
 
 
どちらにせよ、外部からは、他の教員の試験の難度の適正・不適正が判断しづらいのです。
 
なので、教員たちは、教員どうしの相互評価に対しては、教員どうしは性善説であり、教員どうしをお互いに信用しあいます。なので、たとえ学生が他の教員に難問奇問を出す教員の件を相談しても、回答として「大学ってのは、そういう難問を乗り越えるもんなんだよ。オマエも頑張れば乗り越えられるはずだから、がんばれ。」みたいな事を言い返されるなどして、まったく取り合ってもらえません。
 
とはいえ、実際には、たびたび、起こるはずの無い "学生の大量落第" みたいな事態が発生します。つまり、教員は、責任を取りません。
 
 
また、たとえ定期テストの出題された問題自体は、市販の標準的な問題集に書いてある標準問題であっても、定期テストでの試験時間の長短によって、テストの難度が代わります。テスト時間が短すぎればテスト問題が難問・悪問になったりしますし、充分なテスト時間があれば標準難度の問題・良問になったりもします。ほかにも、問題が同じ分野でも、「部分点」とか「途中式」みたいなのを評価するかどうかで、難度が変わってきます。試験時の、教科書や自筆ノートの持込み可なのか否かでも、テストの難度は変わります。
 
市販の問題集の2つの小問をつなげて、1つの大問をつくって出題する教員もいます。その場合、単純に考えて、そのテスト問題の大問の難度は2倍になります。
 
しかし教員どうしは、そこまで深くは、別の教員の担当科目のテストの難度の適性さの検証をしません。
 
 
大学の定期テストの出題で、もし(一般的な他大の定期テストでの難度を超えた)難問ばかり出すダメ教員がいれば、不合格者や留年生が "大量"に 発生するなどして(たとえば学年の半数近くが不合格で留年するとか)、数年のうちにダメ教員の失態が発覚し、大学の教授会などでダメ教員が処分されます。(ダメ教員の処分では、たとえば該当科目を外されて、他の教員に科目担当が代わったりする。) ですが、不適正な難問テストが発覚するまでに数年は掛かります。また、たとえ不適正な難問テストが発覚しても、大学側は責任を取りませんし、不適正問題で落第させた学生に対して賠償もしません。
 
受験生の運が悪いと、ダメ教員が必修科目を仕切っている大学・学部学科に入学してしまうかもしてませんが、対策として他科目の単位を先に取っておいてダメ教員が失脚するのを待つとか、他大を再受験したりとか、転学部・転学科などをするとか、などの対策をして、学生は上手に立ち回ってダメ教員の横暴を回避してください。学費が掛かりますが、そのような対策法があります。
 
どの対応策にせよ、学費が掛かりますが、諦めて経済負担してください。国民の自業自得です。現状の日本の、高い学費のかかる教育制度を作ったのは、他ならぬ有権者である日本国民たち自身であり、有権者である日本国民の自業自得です。
 
 
さて、大学での不適正難問ばかりを出すダメ教員を見抜くには、大学生自身がキチンと予習復習をしてキチンと問題練習をするなど、キチンと勉強することが必要です。キチンと勉強していれば、他大に移ったら単位を取れますし、キチンと勉強してなければ、たとえ他大に移っても定期テストに合格できません。
 
 
なお余談だが、大学で遭遇したダメ教員に愛想を尽かして、たとえ他大に再受験して行くとしても、前の学校で単位を取れそうな科目の単位は多く取っておくと、他大再受験の転校後に、単位取得を認定してもらえたりして、他大転校後の学業に楽です。
 
大学を再受験すると、大学卒業時の年齢が上がることになるので就職活動では不利になりますが、たとえ、それでも、高卒・既卒の肩書きよりかは遥かに大卒の肩書きは就職で有利です。
 
 
いちおう、大学生は入試を突破する程度の学力があるわけですから、普通の大学では、教員が難問・奇問ばかりを定期テストの必修科目で出題して、大学1年生の段階ですら留年生がクラスの半数近くも発生したりとかの大量発生の事例は少ないです。もし、そのような事例が発生すれば、(仮に教員の定期テストが難問奇問でないと仮定すれば、)そもそも大学の入学試験が不適切だったことになります。しかし、そのような「普通でない」留年生の大量発生のような事態が、たとえば入学生の大半が入学後に留年を何回も繰り返さざるを得ない事態が、残念ながら、たびたび、日本国内のいくつかの大学で起こります。
 
しかも、奇問的な難問を出している教員は、自分が難問・奇問を出しているとは自覚しません。むしろ、「学生を鍛えてやってる」と勘違いしていますし、「キチンとした教育をしてやってる」と勘違いしています。当然、「では、自校の入試問題が不適切なのでは?」なんて事にまではダメ教員は思い至りません。
ですが、責任を負わせるべき悪い人物は、学校教員ではなく、最終的には国民自身です。なぜなら、今の教育制度を作ったのは、有権者である国民です。大学の定期テストでは、大学入試のセンター試験とは違い、全国一律の学力評価テストのようなものはありませんが、そのような学校ごとの裁量にまかせる教育制度を選択したのも国民自身です。すべて日本国民の自業自得です。不適正な難問・奇問を定期テストに出す大学教員が出現しても、そのような事態が起こりうる教育制度を作ったのは国民であり、国民の自業自得です。
 
== 日本の世間の権威主義・経歴主義 ==