「高等学校生物/生物I/細胞とエネルギー」の版間の差分

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窒素固定細菌と根粒菌に英訳を併記
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亜硝酸菌や硝酸菌など、硝化に関係した細菌を'''硝化菌'''(しょうかきん)という。
 
大気中にも窒素があるが、植物は直接には利用できない。微生物の中に、空気中の窒素を取り込むことができる生物もいる。マメ科植物の根に住む'''根粒菌'''(こんりゅうきん、Rhizobium)が、空気中の窒素を取り込むことができるこのような微生物が大気中の窒素を取り込む事を'''窒素固定'''(ちっそこてい、nitrogen fixation)という。ダイズの根に、根粒菌が住み着き、その結果、根にコブ状のものが、できる。ゲンゲの根にも根粒菌が住み着く。
 
窒素固定ができる生物には、ネンジュモなどのシアノバクテリア類(ラン藻類)、アゾトバクター、根粒菌などがある。
 
窒素固定のできる細菌を'''窒素固定細菌'''(nitrogen fixation bacteria)という。
 
[[ファイル:Astragalus sinicus genge konryu.jpg|left|220px|thumb|ゲンゲの根粒]]