「高等学校生物/生物II/遺伝情報の発現」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
用語のいくつかの英訳 |
→緑色蛍光タンパク質: 加筆 |
||
686 行
{{-}}
=== 緑色蛍光タンパク質 ===
オワンクラゲは緑色に光る蛍光タンパク質を持つ。こ
まず、GFPに紫外線を与えると、緑色の蛍光を発する。
調べたいDNA配列の一部に、オワンクラゲの緑色蛍光タンパク質(GFP)の遺伝子を組み込む。すると、調べたいDNA配列が発現している箇所で、いっしょにGFPの遺伝子も発現し、その結果、緑色の蛍光を発する。調べたい対象の生物を生きたまま蛍光させられるので、生きたまま遺伝子の発現を調べることができる。
下村修(しもむら おさむ)が2008年に、オワンクラゲのGFPの研究でノーベル賞を受賞した。
なお、ホタルの発光は、これとは異なる仕組みであり、ホタルの光は化学反応による発光でありATPを消費する。
|