「高等学校生物/生物II/生物の進化」の版間の差分

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[[ファイル:Stromatolites.jpg|right|thumb|250px|こぶのように見える先カンブリア紀のストロマトライトの化石。Siyeh層中にあるものを撮影(米国モンタナ州グレイシャー国立公園)]]
[[ファイル:Stromatolites in Sharkbay.jpg|thumb|250px|ストロマトライト(オーストラリア・シャーク湾)]]
27億年前の地層から、'''ストロマトライト'''とよばれる岩石状の層状構造が見つかっており、この構造は原核生物の'''シアノバクテリア'''が作る構造として知られている。この時代以降の地層で、世界各地からストロマトライトの地層が見つかっている。よって、この時代にシアノバクテリアが大繁殖していたと考えられている。
 
光合成をシアノバクテリアは行う。光合成で酸素が放出される。そのため、シアノバクテリアが繁栄していれば、海洋や大気で酸素が増加する。はじめは海洋中に解けていた鉄イオンと酸素が結びつき、酸化鉄として海底に沈殿していったと考えられている。(なお、今日、海底や地中にある鉄鉱床は、この時代に作られたと考えられている。) 海水中の鉄イオンが酸化して沈殿していくので、しだいに海洋中の鉄イオン濃度が低下していき、こんどは大気中で酸素濃度が増大することになった。この大機中での酸素の増加によって、酸素を好む好気性細菌が増加したと考えられている。
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*全球凍結
先カンブリア時代の後半である約7億年前、地球が寒冷化して、地球の大半が氷河で覆われた。これを'''全球凍結'''(ぜんきゅう とうけつ、Snowball Earth '''スノーボール・アース''')という。全球凍結によって、多くの生物が絶滅した。一部の生物は絶滅をまぬがれて、生き残った。
 
{{コラム|化石の年代測定|
(未記述)
}}
 
=== 海中での生物の繁栄 ===
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中生代の末期ごろ、恐竜類は絶滅し、アンモナイトも絶滅した。
 
{{コラム|大陸移動|
[[Image:Alfred Wegener Die Entstehung der Kontinente und Ozeane 1929.jpg|thumb|250px|『大陸と海洋の起源』第4版(1929)より]]
(※ 未記述)
}}
 
=== 新生代 ===
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=== 人類の出現 ===
{{コラム|始祖鳥|
 
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Image:Archæopteryx, fig 1, Nordisk familjebok.png|木に止まるシソチョウの想像図
Image:Naturkundemuseum Berlin - Archaeopteryx - Eichstätt.jpg|シソチョウの化石の標本
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(※ 未記述)
}}
== 進化のしくみ ==