「高等学校生物/生物II/生物の系統」の版間の差分

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誤記を訂正。種小名の読みが「しょうしゅめい」に、なっていた。
用語のいくつかの英訳
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イヌは、動物界・セキツイ動物門・哺乳綱・食肉目・イヌ科・イヌ属・イヌ である。
 
このように、'''属'''(ぞく)・'''科'''(か、family)・'''目'''(もく、order)・'''綱'''(こう、class)・'''門'''(もん、divisio)・'''界'''(かい、kingdom) という階層に分類される。
 
 
=== リンネの二名法 ===
[[File:Carl von Linné.jpg|thumb|リンネ]]
ある生物の種(しゅ)の名前には、世界共通の'''学名'''がある。学名のつけかたには、'''二名法'''(にめいほう、binominal)という命名法にもとづく国際規約が定められている。
たとえばヒトの学名は Homo sapiens 。 このように、二名法では2単語のラテン語で表す。最初の Homo は'''属名'''(ぞくめい、genus)。 sapiens が'''種小名'''(しゅしょうめい、species epithet)である。このように二名法では、属名と小種名を併記する。このようなな命名法を、18世紀の中ごろに'''リンネ'''が確立した。
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|+ 学名の例
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*三界説
[[File:Haeckel arbol bn.png|thumb|ヘッケルの系統樹]]
単細胞生物からなる原生生物界(げんせい せいぶつかい)を加えて、'''植物界'''と'''原生生物界'''と'''動物界'''の3つに分ける。ヘッケルが提唱した。また、へッケルは生物の分類を、樹木形であらわす'''系統樹'''(けいとうじゅ、phylogenetic tree)として表現した。