「Wikijunior:日本の昔ばなし/ももたろう」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
加筆
加筆
 
87 行
 
きじも きびだんごを もらって 、ももたろうと おにがしまに むかいました。
 
== おにがしま ==
やがて 、ひろいうみに でました。
 
ももたろうたちは 、ふねに のって おにがしまに むかいました。
 
しばらくすると 、おにがしまが みえて きました。
 
「さあ 、おにを たいじしに いこう。」
 
しまに あがると 、おにたちが おおきなこえで さわいでいる ようでした。
 
「はっはっは 。こんなに たからものが てにはいったぞ。」
 
おにたちは 、むらから うばった たからものを みて 、おおさわぎしている ようなのです。
 
「よし 、おにたちを やっつけるぞ。」
 
ももたろうたちは 、おにたちに むかって いきました。
 
「なんだと 、やっつけてしまえ。」
 
おにたちは 、こんぼうを ふりまわして きましたが 、ももたろうたちが すばしっこいので 、ももたろうたちに なかなか こうげきできません。
 
そのすきに 、いぬは かみつき 、さるは ひっかき 、きじは おにのめを つつきました。
 
そして 、ももたろうは おにたちに かたなで とどめを さしました。
 
「た 、たすけてください 。うばった たからものは おかえしします 。どうか 、いのちだけは おたすけください。」
 
== かえった ももたろうたち ==
ももたろうたちは 、むらの たからものを とりかえし 、むらに もどっていきました。
 
おじいさんと 、おばあさんは 、かえってきた ももたろうを みて 、とてもよろこびました。
 
こうして 、みんなは いつまでも しあわせに くらしましたとさ。