「高等学校生物/生物II/タンパク質と生物体の機能」の版間の差分

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インテグリンについて
コラーゲン(collgen)やフィブロネクチンなどの糖タンパク質
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== 細胞外基質 ==
多細胞生物において、細胞の外にも基質があり、たとえばコラーゲン(collgen)やフィブロネクチンなどの糖タンパク質などがある。(コラーゲンは糖タンパク質である。検定教科書で記述を確認。<ref>吉里勝利ほか『高等学校生物』、第一学習社、平成24年検定、平成26年発行、P.61</ref>) この糖タンパクなどのように、細胞外にあって、細胞膜とくっついている基質を、'''細胞外基質'''(さいぼうがい きしつ、extracellular matrix:ECM)という。(細胞外基質のことを「細胞外マトリックス」ともいう。)
 
細胞外基質の種類によって役目は違うが、たとえば受容体などとして働き細胞どうしの情報伝達をする役目や、あるいは細胞どうしの結合などの役目をしている。
 
糖タンパク質とは、多糖類とタンパク質で、できている。
 
*インテグリン
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*カドヘリン
[[File:Cadherin diagram jp.svg|thumb|340px|カドヘリンの図]]
'''カドヘリン'''(cadherin)という細胞膜を貫いて細胞外に出ているタンパク質がある。このカドヘリンが、細胞どうしの接合に関わっている。カドヘリンには多くの種類があり、同じ種類どうしのカドヘリンが接着する。種類の異なるカドヘリンどうしは接着しない。これを'''細胞選別'''(さいぼう せんべつ、sorting out of cells)という。
カドヘリンの立体構造の維持にはカルシウムイオン Ca<sup>2+</sup> が必要。そのため、Ca<sup>2+</sup>が無い状態にすると、細胞どうしの結合が、ほどける。
 
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[[File:Cell junctions.png|thumb|340px|]]
(未記述)
== 脚注 ==
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