「中学校保健体育/呼吸器・循環器の発育・発達」の版間の差分

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胸腺に読み(きょうせん)
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== 発育急進期 ==
[[File:スキャモン発育発達曲線svg.svg|thumb|600px|発育発達曲線。(スキャモンの発育発達曲線)<br />
20歳のときの発育量が基準の100%になっている。]]
私たち、人間の体は、生まれてから二回、急速に <big>'''発育'''</big>(はついく)・<big>'''発達'''</big>(はったつ) する時期があります。これらの発育・発達のさかんな時期を <big>'''発育急進期'''</big>(はついくきゅうしんき) と言います。一度目は乳児期・幼児期のころで 第一発育急進期 と言います。二度目は小学校高学年ごろ(9才ごろ)から高校生ぐらいまでの期間で、この時期を 第ニ発育急進期 と言います。第ニ発育急進期の時期は、異性について興味を持ち始める時期でもあり、この時期を <big>'''思春期'''</big>(ししゅんき) とも言います。第ニ発育急進期の始まる時期には男女で異なり、多くの場合は女子のほうが男子よりも2年ほど早く始まります。第ニ発育急進期の始まる時期や発育の程度には個人差もあり,男性どうし・女性どうしでも、時期や程度に個人差があります。
 
※用語
:発育(はついく)  体重が増したり、身長が長くなること。
:発達(はったつ) 体の機能が高まること。
 
肺などの呼吸器官や、心臓などの循環器、胃や腸などの消化器官など、器官によって発育の時期が、ちがいます。