「初級システムアドミニストレータ/システムの開発と運用」の版間の差分

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== システムの開発 ==
情報システムの構築に、ソフトウェアは欠かせません。本日からの3日間は、市販のソフトウェア(パッケージソフト)を使うのとは異なり、オーダーメイドでソフトウェアを作ってもらう際に必要な知識を得て頂きます。具体的には、ソフトウェア開発を受託する会社のSE(システムエンジニア)と折衝する際に、知っておくべき知識を学んで頂きます。
 
=== 言語処理系 ===
人間(プログラマ)が書く「プログラム」は、普通は何らかのプログラミング言語で書かれたもの(ソースコード)です。ですが、それはあくまで人間には理解できても、じつはコンピュータ内のCPUが直接理解できるプログラムではありません。そのため、CPUが理解できるディジタルな言葉(実行可能モジュール)へと変換するためのソフトウェアを用います。そのソフトウェアが変換する方式として、以下の3つを押さえておきましょう。
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「プログラム設計」では、内部設計で洗い出されたプログラムを、さらに詳細に、モジュール(プログラムを構成する部品だととらえて下さい)という単位まで分割しての設計を行います。
; 【コラム】“モジュール”とは? : これは初級シスアドの試験範囲を超えますが、モジュールとは具体的には、C言語でいう関数や、Javaでいうクラスが該当します。内部設計段階で「1システムあたり、5,000行規模のプログラムが10本必要で、1本のプログラムあたりに必要なモジュール数は60個だ」のように見積もられたとすれば、プログラム設計段階では各モジュールを詳細なアルゴリズムにまで噛み砕きます。ここまで細かく分析されていれば、プログラマがプログラミングする際に、非常にラクになります。また、これも試験範囲を超えますが、今日のシステム開発ではプログラミング言語だけで全システムを組み上げるということは、ほとんどありません。たとえばOracleなどDBMSと組み合わせてシステムを構築する場合は「どこから先の処理をDBMSに任せるか?」は、内部設計段階で切り分けます。そしてDBMSを制御するためのモジュールを、プログラム設計段階で設計していきます。
 
=== ウォータフォールモデル以外の、ソフトウェア開発モデル ===
;プロトタイプモデル
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: システム管理基準(平成16年10月8日策定)[http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/downloadfiles/system_kanri.pdf]
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