「大学生活ガイド/理系」の版間の差分

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理系の場合、一般入試での大学院進学は、大学にもよりますが、かなりの難関です。
 
== 数学科以外では数学の証明は、やらない ==
高校の数学の教科書や参考書では、将来は数学科に進学する学生もいる可能性がありますから、教科書・参考書には問題の解放以外にも、より深い数学的な考えかたや証明法などを解説したり考察したりと、数学的論理を重んじた記述もあります。
 
しかし、大学では、数学科以外では、数学的な論理なんて重んじません。
数学の授業は、公式を暗記して、たくさんの計算問題を解く能力が重要視されます。そのような公式を暗記する能力を持たないと、定期テストで合格でいないだろう科目も、多く存在するでしょう。
 
いわゆる「暗記数学」の能力が、理系の多くの学部学科で要求されます。
 
なにも、工学部や農学部などの、いわゆる「実学」系の学部だけでなく、理学部の物理学科や化学科や生物学科でも、そのような数学の公式を暗記する能力が要求されます。
 
定期テストでは、公式を覚えておかないと、テスト時間内に解き終わらないような量の、大量の計算問題が出る可能性があります。そのため、公式を覚える必要があります。
 
 
大学の数学科では、「大学の数学と、高校の数学は違う。」などと教授がシタリ顔で言ったりして、数学科の数学の授業やテストでは証明に比重が置かれます。ですが、数学科以外では、高校数学以上の公式丸暗記、大量の計算問題を短時間で解く計算力が要求され、いっぽう、証明は重んじられません。
 
受験勉強の時に、公式を暗記して、短時間で大量の問題をとく計算力が要求されたと思います。数学科以外では、そのような受験勉強のような数学が、大学入学後も続きます。
 
== 物理学科以外の物理では、公式暗記の計算力が求められる ==