「学習方法/高校日本史」の版間の差分

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== センター日本史は暗記問題 == 「理屈と膏薬は、なんにでも着く」と言うコトワザがあるように
偉人伝とかは出題されない
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「理屈と膏薬は、なんにでも着く」と言うコトワザがあるように、どんなセンター日本史の難問でも、参考書などで「このように理屈を考えれば、暗記しなくても分かる!」みたいな解説が付けられてしまう。しかし、実際には、いろいろと覚えないと解けないので、鵜呑みにしないように。
 
== 偉人伝とかは出題されない ==
小学生むけの歴史書とかで、源頼朝とか織田信長とかの偉人伝の本が書店などにはありますが、一般にそれらの内容は大学入試には出ません。つまり、織田信長の家臣の名前と業績とか知らなくても、名門大学の文学部とかに合格できます。
 
前田利家とか、たぶん出ません。織田信忠とか、まず入試に出ません。織田の家臣ですら、入試に出ないんですから、まして徳川や上杉や武田の家臣なんて、さらに出ず、北条や毛利の家臣はもっと出ず、姉小路なんて家臣どころか大名の名前すら知られてないかもしれません。
 
忍者で有名な服部半蔵は徳川の家臣、とか知らなくても、名門大学の文学部に合格できます。合格したその人が、そのまま大学を卒業して、うまく官公庁や大企業などの大組織に就職して出世すれば、そういう人が、その大組織で権力を持ちます。
 
戦国時代だけに関わらず、近現代史の太平洋戦争でも山本五十六とか知らなくても、大学入試に合格できそうですし。戦艦大和とか知らなくても、入試に合格できそうだし。
 
まあ、世界史でも、三国志とかが似たような状況ですし。劉備は出ても、関羽も張飛も出てこないわけですし。国語科目だって、里見八犬伝を知らなくても源氏物語とかを知ってればいいわけですし、漢文も孫子の兵法を知らなくても老子を知ってればいんだし。
 
つまり、大学入試の「日本史」科目では、日本史の通史ばっかりが問われます。世界史の通史は問われません。中学で習った範囲での世界史の知識ですら、「日本史」大学入試では、ろくに問われません。そして、中学の日本史では習わない用語の知識などが、大学入試では出ます。
 
:・通史やその用語の知識を入試で問う ← まあ分かる
:・伝記や偉人伝の知識がまったく問われない ← はあ?
 
というわけです。
 
== 一般的な説明 ==