「高校化学 天然高分子化合物」の版間の差分

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=== タンパク質 ===
==== ペプチド結合 ====
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2個のアミノ酸分子が結合し、いっぽうのアミノ酸のカルボキシル基と、もう一方のアミノ酸のアミノ基が縮合して、脱水縮合して結合を'''ペプチド結合'''(peptide bond)という。それぞれのアミノ酸は同一種でなくても良い。また、ペプチド結合によって生成する化合物をペプチド(peptide)という。
 
ペプチドのうち、2分子のアミノ酸がペプチド結合したものを'''ジペプチド'''(dipeptide)という。3分子のアミノ酸がペプチド結合したものをトリペプチド(tripeptide)という。多数のアミノ酸が縮合重合したものを'''ポリペプチド'''(polypeptide)という。
2個のアミノ酸がペプチド結合した重合数が2個のアミノ酸化合物は、末端にアミノ基とカルボキシル基を持つので、このアミノ酸の化合物もまた同様に他のアミノ酸と化合が出来て、重合数を3個や4個・・・と、どんどんと増やしていける。数十個から数百個と重合数を増やしていける。
 
2分子のアミノ酸がペプチド結合したものをジペプチドという。3分子のアミノ酸がには、ペプチド結合したものをが1つ存在する。トリペプチドという。多数のアミノ酸が縮合重合したものを'''ポリには、ペプチド'''(polypeptide)という結合が2つ存在する
 
タンパク質は、ポリペプチドである。
 
ペプチド化合物で縮合に使われなかったアミノ基が末端に残るが、このペプチド化合物の縮合に使われなかった末端のアミノ基を'''N末端'''という。同様に、カルボキシル基も末端に残るが、これを'''C末端'''という。
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構造順はGly-Ala-Ala とAla-Gly-Alaと Ala-Ala-Gly の3通りがある。光学異性体を考慮した場合は、グリシン以外のアミノ酸は光学異性体をもち、異性体数が2倍になるのであった。そして、光学異性体を持つAlaが2個あるから、2×2=4で4倍になる。最終的に光学異性体を考慮した異性体数は3×4=12で12通りになる。
 
 
==== 一次構造と高次構造 ====