「高校化学 セラミックス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
いろいろと加筆
酸化スズについて訂正
71 行
ケイ素 Si は、シリコンともいい、半導体の材料として、かなり高純度のシリコン(Si)に、導電性を適度に高めるための添加物を加えたものが用いられている。
 
:なお、シリコンではない別材料だが、酸化亜鉛 ZnO や酸化スズ SnO2 などでは、結晶中に自然に生じた欠陥が、まるでシリコン半導体でいう添加物と似た役割を生じて、その欠陥が酸化亜鉛や酸化スズなどの導電性に影響を与える。酸化亜鉛は、空気中の酸素濃度により導電性が変わり、酸素センサとして用いる。
 
なお、半導体は一般に、温度が高くなると、導電率が高くなる。このため、パソコンなどは温度が高くなると、誤動作をしてしまう。
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== ニューセラミックス ==
* 酸化ジルコニウム
:なお、シリコンではない別材料だが、酸化亜鉛ジルコニウム ZnOZrO<sub>2</sub> や酸化スズ SnO2 などおよびそれに添加物を加えた材料では、結晶中に自然に生じた欠陥が、まるでシリコン半導体でいう導電性を高めるための添加物と似た役割を生じて、参加ジルコニウム中の欠陥が酸化亜鉛や酸化スズなどジルコニウムの導電性に影響を与える。その結果、酸化亜鉛ジルコニウムは、空気中の酸素濃度により導電性が変わる。このため酸化ジルコニウムは酸素センサとして用いられる。
(未記述)
 
* 酸化チタン
:(※ 検定教科書によっては、金属材料として紹介する教科書出版社もある。)
酸化チタン TiO<sub>2</sub> は、光が当たると、有機物を分解する。酸化チタンそのものは残り続けるので、触媒的に働くことから、このような光のあたった酸化チタンによる分解作用が、'''光触媒'''(ひかりしょくばい)と呼ばれる。
 
* 酸化スズ SnO2
酸化スズ SnO2 では、表面に酸素を吸着する性質がある。そして、プロパンガスや一酸化炭素などにさらされると、吸着された酸素が燃焼して、もとの酸化スズに戻る。この吸着と酸素の離脱のさい、導電性が変わるため、プロパンガスなど可燃性ガス濃度を測るセンサーとして用いられる。
 
* 圧電性セラミックス