高等学校化学 > 電池の化学反応

電池の化学反応とは、電子のやり取りつまり酸化還元反応である

はじめに

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硫酸銅(CuSO4)水溶液(Cu2+が含まれている。)に、亜鉛(Zn)板を浸すとどうなるであろうか?

亜鉛の方が銅よりイオン化傾向は大きい。すると、溶液中のCu2+と亜鉛板表面のZnの間で電子の収受が行われる。半反応式を以下に記載すると
亜鉛板表面の亜鉛:Zn→Zn2++2e-

水溶液中の銅(II)イオン:Cu2++2e-→Cu

このような酸化還元反応をうまく利用して、電池は作られる。