C++のヘッダー <istream>
は、入力ストリームを扱うためのクラスや関数を提供する標準ライブラリヘッダーです。主に、C++の標準入力ストリームクラスである std::istream
クラスが含まれています。
std::istream
クラスは、入力ストリームを表現し、それからデータを読み取るためのインターフェースを提供します。このクラスは、テキストやバイナリなどの様々な形式のデータを読み取るための機能を提供します。また、C++の標準入力ストリームである std::cin
もこの std::istream
クラスのインスタンスです。
<istream>
ヘッダーには、std::istream
クラスの他にも、入力操作を行うための関数やクラスが含まれています。これには、データ型ごとの入力操作を行うための operator>>
オーバーロードや、入力ストリームの状態を管理するための関数などが含まれます。
<istream>
は、 <iostream>
からインクルードされているので、通常は明示的にインクルードすることはないでしょう。
「C++/標準ライブラリ/iostream」も参照