FUQID導入 編集

FUQIDの導入手順は下記の通りである。

  1. 外部リンク(英語フリーサイト)のFUQIDの配布サイトに行く。
  2. サイト内の"download the current version *.* here."をクリックして、FUQID-*.*.zip をダウンロードする。(※*.*はバージョンナンバー)
  3. ダウンロードしたzipファイルを解凍して Fuqid.exe を実行すれば、FUQIDが起動する。

FUQIDの設定 編集

 
FUQIDの設定画面

「Settings」ボタンを押すと各種設定ができる。以下に主な設定項目の解説と推奨する設定を記す。

General settings 編集
  1. FCP IP address , Port (FCPで使用するアドレスとポートの設定)
    • 通常はデフォルトの 127,0,0,1 、 8481 で問題ない。
  2. Automatic update check every ** hours
    • FUQIDのアップデートを**時間毎に確認させる場合は、チェックマークを入れてオンにする。
Insertion 編集
  1. Threads
    • 数値を上げればインサート処理が速くなる。その代わりCPU占有率とメモリ使用量が増大してしまう。30~50が妥当だろう。
  2. HTL
    • 数値を上げれば多くの(遠くの)ノードにインサートを行う。結果的に他のノードはそのファイルのダウンロードが容易になる。ただし、数値を上げるほどインサートにかかる時間が増大してしまう。3~10が妥当だろう。
  3. Different HTL for splitfile-headers
    • 大きなファイルは予め分割されてからインサートされるが、分割情報を載せたヘッダーブロックだけ別のHTLでインサートする場合は、チェックマークを入れてオンにする。数値は10~20にする。
  4. Re-insert splitfile headers ** times
    • 分割情報を載せたヘッダーブロックだけを**回インサートする設定で、多くしてもあまり意味がない。2で良い。
  5. Precalculate and insert metadata first
    • チェックマークを入れてオンにすると、ファイルのインサート処理に入る前にCHKキーが算出される。ただし、ごく希にインサートの失敗を引き起こす事があるので、その場合はオフにすれば良い。
Download 編集
  1. Threads
    • 数値を上げればダウンロード処理が速くなる。その代わりCPU占有率とメモリ使用量が増大してしまう。50~100が妥当だろう。
  2. Initial HTL
    • HTLの開始値を設定する。15で良い。
  3. Retries
    • ダウンロード失敗時の再試行回数を設定する。3~4で良い。
  4. Increase HTL by
    • 再試行時のHTLの増加量を設定する。3~4で良い。
  5. Use priority system (simultaneous download)
    • ダウンロードキューに優先度を付ける場合は、チェックマークを入れてオンにする。その時 Download max. ** files at once の項目が有効になるので、数値は0にする。
  6. Retry failed downloads after ** min.
    • Retries で設定した再試行回数を過ぎると HTL は Initial HTL に戻り**分後にダウンロードをやり直す設定。数値は1にする。