GNU Core Utilities/sum
sum
コマンドは、ファイルのチェックサムとブロック数を計算するためのユーティリティです。これは、ファイルの整合性を確認する際に使用されます。
基本的な使い方
編集sum [OPTION]... [FILE]...
指定したファイルのチェックサムとブロック数を出力します。
出力例
編集echo "Hello, World!" > example.txt sum example.txt
出力:
22247 1 example.txt
ここで、22247
はチェックサム、1
はブロック数(512 バイト単位)です。
主なオプション
編集-r
- BSD 形式のチェックサムを計算-s
- System V 形式のチェックサムを計算
注意点
編集標準規格
編集sum
コマンドは、IEEE Std 1003.2-1992 (POSIX.2) に準拠しています。