GNU Core Utilities/tac
tac
コマンドは、ファイルの内容を逆順で表示するためのコマンドです。GNU coreutils に含まれています。FreeBSDをはじめ UNIX には tac はありません。
基本的な使い方
編集tac [オプション] ファイル...
主なオプション(GNU coreutils版)
編集主なオプション オプション 説明 -b, --before
行の前に改行を追加 -r, --run-length
ランレングス圧縮を逆順で表示 -s, --separator=SEPARATOR
区切り文字を指定 -n, --number
すべての行に番号を付ける
例
編集ファイルの内容を逆順で表示
編集tac file.txt
file.txt
の内容を逆順で表示。
行番号を付けて逆順で表示
編集tac -n file.txt
file.txt
の各行に番号を付けて逆順で表示。
区切り文字を指定して逆順で表示
編集tac -s "," file.txt
file.txt
の内容をカンマ区切りで逆順で表示。
ランレングス圧縮を逆順で表示
編集tac -r file.txt
ランレングス圧縮された file.txt
の内容を逆順で表示。