HTML要素の基本

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HTML要素は、HTML文書のルート要素です。すべてのHTML要素は、このHTML要素の内部に含まれます。HTML要素は、文書の開始を示し、文書の全体的な構造を形成します。

HTML要素の構文

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HTML要素は以下のように記述します。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>文書のタイトル</title>
</head>
<body>
    <h1>こんにちは、世界!</h1>
    <p>これはHTML文書の例です。</p>
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>宣言
この宣言は、文書がHTML5であることをブラウザに通知します。
<html lang="ja">
lang属性は文書の言語を指定します。ここでは日本語(ja)を指定しています。

HTML要素の属性

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HTML要素には、以下の属性を指定することができます。

lang属性
文書の言語を指定します。これは、検索エンジンや支援技術(スクリーンリーダーなど)が文書の内容を適切に解釈するのに役立ちます。
<html lang="ja">
他の例として、英語の場合は<html lang="en">となります。

HTML要素の例

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以下は、基本的なHTML文書の例です。この例では、HTML要素がどのように使用されるかを示しています。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>基本的なHTML文書</title>
</head>
<body>
    <header>
        <h1>私のウェブサイト</h1>
        <nav>
            <ul>
                <li><a href="#home">ホーム</a></li>
                <li><a href="#about">私について</a></li>
                <li><a href="#contact">お問い合わせ</a></li>
            </ul>
        </nav>
    </header>
    <main>
        <section id="home">
            <h2>ホームページ</h2>
            <p>ようこそ私のウェブサイトへ!</p>
        </section>
        <section id="about">
            <h2>私について</h2>
            <p>このサイトについての情報です。</p>
        </section>
        <section id="contact">
            <h2>お問い合わせ</h2>
            <p>ご連絡はこちらから。</p>
        </section>
    </main>
    <footer>
        <p>&copy; 2024 私のウェブサイト</p>
    </footer>
</body>
</html>

HTML要素の役割

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文書の開始と終了
HTML要素は、HTML文書の開始を示し、すべての要素のルートとなります。
ブラウザへの指示
<!DOCTYPE html>宣言により、文書がHTML5であることを明示し、ブラウザに正しいレンダリングを指示します。

まとめ

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HTML要素は、HTML文書の根幹を成す要素です。文書のすべての内容は、この要素の内部に記述されるため、文書全体の構造と意味を正確に理解するためには、HTML要素の役割と使い方を正しく把握することが重要です。