HTML Living Standard/code
CODE要素
編集<code>
要素は、HTMLでプログラムコードやコードスニペットを表示するために使用されるインライン要素です。通常は固定幅のフォントで表示され、プログラミングやコーディング関連の文書作成に適しています。
定義
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要素は、プログラムコードやアルゴリズムの一部をマークアップするために使用されます。意味論的には、「この部分はコードである」という情報を伝えます。
使用方法
編集以下は、<code>
要素の基本的な使用例です。
<p>以下はJavaScriptの例です: <code>console.log("Hello, World!");</code></p>
この例では、console.log("Hello, World!");
がコードとしてマークアップされ、通常は固定幅フォントで表示されます。
属性
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要素自体にはグローバル属性以外の特別な属性はありません。しかし、他の要素やCSSを組み合わせることで、表示方法を柔軟に変更できます。
使用例
編集基本的な使用例
編集<p>HTMLの例: <code><!DOCTYPE html></code></p> <p>Pythonの例: <code>print("Hello, World!")</code></p>
入れ子にした使用例
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要素は他のインライン要素と組み合わせて使用できます。
<p>以下は変数名<code>my_variable</code>を使用した例です。</p>
複数行コードの例
編集複数行のコードを表示するには、<pre>
要素と組み合わせるのが一般的です。
<pre><code> function fibonacci(n) { if (n === 0) { return 0; } else if (n === 1) { return 1; } else { return fibonacci(n - 1) + fibonacci(n - 2); } } </code></pre>
このようにすることで、改行やインデントが保持された状態で表示されます。
注意事項
編集<code>
要素内に単純なコードスニペットを含める場合、エスケープ処理(例:<
,>
)が必要です。- 長いコードブロックには、
<pre>
要素と組み合わせることを推奨します。 <code>
要素はインライン要素であるため、段落やその他のブロック要素内に配置します。
アクセシビリティ
編集- スクリーンリーダーでは、
<code>
要素を特別に読み上げることがあるため、適切な説明を補足することが推奨されます。 - コードの内容が長い場合は、
<pre>
要素やスクロール可能なブロックを使用して読みやすさを確保しましょう。
スタイリング
編集CSSを使って<code>
要素をカスタマイズできます。例えば、以下のようにスタイルを設定できます:
code { font-family: "Courier New", monospace; background-color: #f5f5f5; padding: 2px 4px; border: 1px solid #ddd; border-radius: 4px; }
これにより、コードスニペットが視覚的に区別され、読みやすくなります。