JavaScript/String/prototype/charCodeAt

String.prototype.charCodeAt() は、文字列内の指定された位置にある文字のUnicode値を返すメソッドです。このメソッドは、文字列から特定の位置の文字のUTF-16コードユニット値（0から65535の整数）を取得します。

構文

str.charCodeAt(index)

• index: 取得したい文字の位置を示す0以上の整数。

例

文字列から特定の位置の文字のUnicode値を取得するプログラム

以下のプログラムは、charCodeAt() を使用して文字列から特定の位置の文字のUnicode値を取得します。

const str = 'ABC';
console.log(str.charCodeAt(0)); // 65 ("A"のUnicode値)
console.log(str.charCodeAt(1)); // 66 ("B"のUnicode値)
console.log(str.charCodeAt(2)); // 67 ("C"のUnicode値)

このプログラムでは、charCodeAt() を使用して文字列の各位置の文字のUnicode値を取得しています。

日本語文字列のUnicode値を取得するプログラム

以下のプログラムは、日本語文字列のUnicode値を取得します。

const str = 'あ';
console.log(str.charCodeAt(0)); // 12354 ("あ"のUnicode値)
console.log(str.charCodeAt(1)); // NaN（範囲外）

このプログラムでは、charCodeAt() を使用して日本語文字のUnicode値を取得しています。

注意点

• インデックス: インデックスは0から始まります。
• 範囲外: 指定された位置が文字列の長さ以上の場合、NaN を返します。
• 負の数: 負の数が指定された場合、NaN を返します。
• サロゲートペア: サロゲートペアの文字（Unicode値が65536以上の文字）の場合、2つの連続するコードユニットとして扱われます。
• 代替メソッド: codePointAt() メソッドは、サロゲートペアを正しく処理できます。

外部リンク

• ECMA-262::22.1.3.3 String.prototype.charCodeAt ( pos )