JavaScript/String/prototype/includes
String.prototype.includes()
は、ある文字列が別の文字列を含むかどうかを判定するメソッドです。このメソッドは、文字列内に検索文字列が存在する場合に true
を返します[1]。
構文
編集str.includes(searchString[, position])
searchString
: 検索する文字列。position
: (省略可能)検索を開始する位置。デフォルトは0です。
例
編集文字列の含有を確認するプログラム
編集以下のプログラムは、includes()
を使用して文字列に特定の部分文字列が含まれているかどうかを確認します。
const str = 'Hello world'; console.log(str.includes('world')); // true console.log(str.includes('World')); // false(大文字小文字を区別) console.log(str.includes('o', 5)); // true(位置5から検索)
このプログラムでは、includes()
を使用して文字列内の部分文字列の存在を確認しています。
特定の位置からの検索を行うプログラム
編集以下のプログラムは、指定された位置からの検索を行います。
const str = 'JavaScript is amazing'; console.log(str.includes('is')); // true console.log(str.includes('is', 11)); // false console.log(str.includes('is', 10)); // true
このプログラムでは、includes()
を使用して異なる開始位置から検索を行い、結果を確認しています。
注意点
編集- 大文字と小文字: 大文字と小文字を区別します。
- position: 負の数が指定された場合、0として扱われます。
- 空文字列: 空文字列で検索すると常に
true
を返します。 - 正規表現: 正規表現を引数として使用するとエラーが発生します。
- パフォーマンス: 大きな文字列での検索は、インデックスが必要ない場合
indexOf()
よりも意図が明確です。
脚註
編集- ^ これは、文字列内に特定の部分文字列が存在するかどうかを確認するために使用されます。
外部リンク
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